ラルフ ローレン「RLオートモーティブ 45MM スケルトン ステンレス スティール モデル」。手巻き(Cal.RL1967)。18石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約45時間。SS(直径44.8mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。344万円(税別)。
ラルフ ローレン創業者であるラルフ・ローレン氏と言えば、自動車のエンスージアストとしても世界的に高名な人物である。そんな彼のヒストリックカーコレクションからインスピレーションを得て製作される「オートモーティブ」 シリーズより新作が発表された。
「RLオートモーティブ 45MM スケルトン ステンレス スティール モデル」は同氏の所有する2台のヒストリックカーからヒントを得てデザインされている。1台は同シリーズでおなじみの1938年型ブガッティ「タイプ57SC アトランティック クーペ」だ。同車の内装に使用されるウッドパネルやステアリングホイールを模した、「オートモーティブ」シリーズのアイコンとも言うべきインド紫檀製ベゼルが同モデルにも配される。そしてもう1台が58年型ジャガー「XKSS」(XKD533をトランスフォームした個体)である。同車のボディパネルを鋲で固定する姿を「スケルトン スティール」では、地板の一部をブラッシュ仕上げに、ネジをポリッシュ仕上げとすることで表現しようと試みた。車を動く芸術と評するラルフ・ローレン氏のデザイン観が反映された1本だ。
なお、同モデルにはブラウンアリゲーターストラップが付属する。インターチェンジャブル機構となっているため、手軽に付け替えが可能だ。
発売は5月を予定している。
(左)ラルフ・ローレン氏の代名詞にもなっているブガッティ「タイプ57SC アトランティック クーペ」。ステアリングホイールやインストゥルメントパネルなど、内装の多くにインド紫檀が使用されている。(右)ジャガー「XKSS」のボディパネルには多くのリベット打ちがされている。
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