(左)アイクポッド「デュオポッド」。クォーツ。SS(直径42mm)。価格未定。
(右)アイクポッド「クロノポッド」。クォーツ(Cal.JS25)。SS(直径44mm)。価格未定。
(右)アイクポッド「クロノポッド」。クォーツ(Cal.JS25)。SS(直径44mm)。価格未定。
1994年に創業し、丸みを帯びたユニークな造形で時計愛好家の注目を集めたアイクポッドは現在、休眠状態にある。しかし、2018年9月18日よりクラウドファンディングサイトのキックスターターにてリローンチのための資金調達を開始。10月12日現在、プロジェクト終了まで6日を残しながら、すでに目標額を大幅に超える金額が集まっている。ブランド再興まであと一歩のところまできたと言えよう。
リローンチモデルとして現在発表されているのは2針モデル「デュオポッド」と、クロノグラフモデル「クロノポッド」のふたつ。いずれもデザインはオーデマ ピゲのロイヤル オーク オフショアを手掛けたことで有名なエマニュエル・ギュエだ。かつての高級路線とは一転、今回の2モデルはムーブメントをミヨタのクォーツに、そして製造拠点を香港にしたことで価格を大幅に抑えることに成功した。現時点での日本販売価格は未定だが、参考までにUSドルでの販売価格はデュオポッドが590ドル、クロノポッドが725ドルの設定だ。また、2019年末には自動巻きムーブメント搭載モデルの発売も予定している。
新規メーカー立ち上げの資金集めの手段として、時計業界でも広がりつつあるクラウドファンディング。愛好家としては自身が気に入ったブランドへ支援できるだけでなく、初期ロットを割安で手に入れられるなど、魅力的な特典が付くことも多い。新生アイクポッドも出資者にはキックスターター限定モデルがキャンペーン終了後5カ月を目処に提供されるため、興味を持った方は下記リンクより詳細確認をお勧めする。
Contact info:アイクポッド・インフォメーションデスク Tel.080-6523-7193