ムーブメントには最新キャリバーH-50を搭載
ハミルトンの代名詞ともいえる主に第一次世界大戦、第二次世界大戦時に作られていたハミルトン製ミリタリーウォッチをルーツに持つ「カーキフィールド」コレクション。その中で「カーキフィールドオート」に初搭載された自動巻きムーブメント、Cal.H-10と同様に、今回の新作「カーキ パイロット パイオニア メカ」に搭載された最新キャリバーH-50でも約80時間のパワーリザーブを実現した。
ムダを省いた機能性とミリタリーデザインが共存するデザイン
アナログカメラや双眼鏡を連想させるブラックダイアルに、オールドラジウムカラーのアワーインデックス。ミリタリー仕上げのグレーテキスタイルとレザーのNATOストラップは、どちらもディティールまで忠実に再現されている。ヴィンテージライクなデザインは多くの航空ファンにとってはもちろんのこと、ミリタリーファンにとっても魅力的だ。本物のミリタリールーツを宿す「カーキ パイロット パイオニア メカ」はハミルトンのヘリテージモデルを見事に現代によみがえらせた。
軍モノデザインの機能美がいかに優れているかということは多くの男性が知っていると思われるが、今作においてはミリタリー好きの女性にも見逃せないポイントがある。
小さめのサイズ感も忠実に再現
現在、平均的な男性用時計のケース直径は40〜42mmが多く見られるが、こちらは縦36×横33mmというサイズ。ヴィンテージテイストを忠実に再現したこの小さめなサイズ感は女性にとっても着けやすいサイズになっている。
男性ならM-65など王道のフライトジャケットに合わせると見事にまとまるし、女性ならカジュアルなニットジャケットやケーブル編みの厚手のカウチンセーターなどに合わせるもよし、シンプルなシャツとデニムスタイルのポイントにしても一味違うコーディネートが楽しめる。小さいながらも存在感があるデザインなので、控えめに個性を主張できる上、機能性も高い。
実は、女性がファッション性の高いミリタリーアイテムを探すのはなかなか困難なのだが、時計1本でこれだけミリタリーテイストを発信してくれるのは、男女問わずミリタリーファンにとっては嬉しい限り。
また、手巻きモデルに加えてスポーティーなクロノクォーツモデルもラインナップに加わり、そちらにはブレスレットタイプも追加されている。