4月2日から最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が公開になるジェームズ・ボンド007シリーズ。スウォッチグループジャパン株式会社スウォッチ事業本部は、2月20日からジェームズ・ボンド コレクションを全国のスウォッチストアおよび公式オンラインストアにて販売を開始する。ラインナップされるのは6モデル。オリジナルの映画ポスターとオープニングタイトルにインスパイアされたデザインとなっており、ファンには懐かしくも嬉しい仕上がりのエクスクルーシブなコレクションだ。
記念すべき第1作目「ドクター・ノオ」
映画作品第1作目1962年のDR.NOではジャマイカが舞台となっている。ブラックストラップ上にカラフルなドットで構成されるデザインは映画のオープニングタイトルシーケンスをヒントに作られている。「DR.NO」のドット部分がデザイン化されており、インデックスは全てNOになっている限定ウォッチ。
シリーズ最大のスケールを誇る6作目「女王陛下の007」
6作目のボンドを演じたのはジョージ・レーゼンビー。迫力あるボンド役を演じ、ポルトガルのビーチからスイスのベルニーズ・アルプスを舞台にした邦題「女王陛下の007」。7を指すたびに象徴的な007のロゴが文字盤に表示される仕掛けとなっている。デザインされている文字はオリジナルポスターのキャッチコピー「FAR UP! FAR OUT! FAR MORE! James Bond 007 is back!」からインスピレーションを得たもので色合い、フォントも再現されている。
ついに舞台は宇宙へ!「007ムーンレイカー」
ボンドシリーズ通算11作目、ロジャー・ムーア演じる4作目の「MOONRAKER」ではジェームズ・ボンドがついに宇宙へ。文字盤上にはMOONRAKERのロケットが飛び、宇宙空間をイメージしたデザインとなっている。映画作品における「MOONRAKER」はスペースシャトルの名前であるが、本来は水面に写った月を熊手で掻き寄せようとするという馬鹿な真似をする、ということから発祥した馬鹿者を表すイギリス英語の古典的隠語である。このMOONRAKERのスペースシャトルフィギアなども発売され、コレクターズアイテムとなった。
フロリダとメキシコが舞台になった「消されたライセンス」
ティモシー・ダルトンが演じる「LICENCE TO KILL」はM16から除籍されたジェームズ・ボンドがフロリダとメキシコを舞台に麻薬王サンチェスを追いかけるストーリーだ。ストラップにデザインされたのは象徴的なイグアナとヤシの木。
シリーズ19作目の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」
ピアース・ブロスナン主演のシリーズ19作目。シリアスな展開となっており、1999年の映画の世界興行成績で世界8位を記録。また、本作が「Q」を演じるデスモンド・リュウェリンの遺作となった。ポスターのグラフィックで描かれていたターゲットと炎を思わせるオレンジと赤がデザインされている。
ダニエル・クレイグのクールな魅力が詰まった「カジノ・ロワイヤル」
ダニエル・クレイグが演じたボンド作品の第1作目。トランプをモチーフにしたデザイン。カジノのイメージをそのまま時計に表現している。スペードやダイヤが飛び交い、胸に刺さるグラフィックが使われているタイトルシーケンスは華やかでありつつクールなイメージで見入ってしまう。ちなみに、007といえば、誰もが思い浮かべる恒例のガンバレル・シークエンスが史上初めて冒頭に登場しないパターンだ。
さらにもう1モデルが存在
007コレクションの7つ目の時計はスウォッチと最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」のコスyチューむデザイナーであるスティラット・アン・ラーラーブによってスウォッチお気に入りの登場人物「Q」のためにデザインされたものが存在する。Qはジェームズ・ボンドの追跡デバイスから秘密兵器まで、全てのガジェットを作り出す人物だ。こちらのデザインは現在明らかになっていないが、Q自身のように時代を超えて伝統と未来的な革新への情熱を融合させたもの、という発表になっている。