ミドーは、新しく「コマンダー ブルーシェイド」を発売する。これは、ブラックPVD 加工が施されたブレスレット一体型ケース、ブラックとブルーのグラデーションダイアルが採用されたレトロな外観を持ちながらも、80時間ものパワーリザーブを誇る最新ムーブメントが搭載されたモデルである。
オールブラックのケースとグラデーションダイアルが織りなす、レトロで妖しい魅力にあふれたモデル
ミドーは、同社を代表するコレクションである「コマンダー」より、「コマンダー ブルーシェイド」を発売する。同社のコレクションは、ローマのコロッセオやロンドンのロイヤル・アルバート・ホールなど、その多くが著名な建築物にインスピレーションを受けており、「コマンダー」も例外ではない。エッフェル塔をイメージした「コマンダー」は、1959年に登場し、今日に至るまでラインナップされ続けている同社の代表的なコレクションだ。
新しく発売される「コマンダー ブルーシェイド」は、ブラックPVD 加工が施されたブレスレット一体型のモノコックケースが特徴的なモデルである。ダイアル外周をブラックとしたブルーのグラデーションダイアルは、モデル名でもある「シェイド」を表現したものである。ダイアル上のブランドロゴは、筆記体の旧タイプが採用されており、流線形のエレガントなフォルムやミラネーゼメッシュブレスレットと相まって、全体をレトロな雰囲気に纏め上げている。
しかしながらレトロな外観とは裏腹に、搭載されているムーブメントは最新のものである。80時間ものロングパワーリザーブを誇る「Mido Caliber 80」は、ETA社のムーブメントをブランド専用にチューンナップしたものである。比較的手にしやすい価格帯でありながらも高性能なムーブメントを採用することができるのは、多くの優れたリソースを擁するスウォッチグループならではである。
1918年に創業し、長い歴史を持つミドー。「コマンダー ブルーシェイド」は、同社が大事にしてきたトラディショナルなデザインと最新の技術の両方を堪能できるモデルだと言えるだろう。