ミドーより「オーシャンスター デコンプレッション タイマー 1961」が発売される。このモデルは、1961年に同社が発売した簡易的なダイブテーブルを搭載したダイバーズウォッチを再現したものである。数量はオリジナルモデルの発売年にちなんだ1961本限定である。2020年8月以降発売予定。
文字通り、異彩を放つダイブテーブルが特徴的なモデルだ。インデックスやベゼル上の大きなドットにはスーパールミノバが採用され、ダイバーズウォッチとしての実用性も保たれている。自動巻き(Cal.80)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。SS(直径40.5mm、厚さ13.43mm)。20気圧防水。世界限定1961本。13万4000円(税別)。
ダイビングブームの熱気を今に伝える異色のツールウォッチ
ミドーが発表した新作ダイバーズウォッチである「オーシャンスター デコンプレッション タイマー 1961」は、同社が1961年に発売し人気を博した「オーシャンスター スキンダイバーウォッチ」のデザインを再現したモデルである。
一見して目を引くダイアル上のカラフルなテーブルは、ダイビングを終了する際の各水深での減圧時間を表したものである。イエローは25~29m、グリーンは30~34m、ピンクは35~39m、ブルーは40~44mの水深を示す。潜水前に分針を12時位置にセットすることで、潜水中にテーブルの情報を読み取り、減圧停止時間を考慮し安全にダイビングすることができる。ただし、この表示はあくまでも1960年代当時のデザインを再現したものであり、現代のダイビングルールや理論を反映させたものではないので、注意が必要だ。
ボックスサファイアクリスタルをはじめ、外装各部にもクラシカルなデザインが盛り込まれている。ケースサイズはダイバーズにしては控えめな40.5mmに設定され、カウントダウンタイマーとして機能する逆回転防止ベゼルは、ピカピカのセラミックスではなく昔ながらのアルミニウム製である。随所に刻印される同社のロゴも当時の筆記体のものを再現している。
搭載されるムーブメントは約80時間のパワーリザーブを誇るCal.80であり、外見に反して内部は最新仕様となっている。
メッシュブレスレットの他、2種類のレザーストラップが付属する。いずれもワンタッチで交換できるレバー付きのバネ棒が採用されているため、工具不要で簡単にストラップ交換を楽しむことができる。
Contact info: ミドー/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7190
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