さらなる進化を遂げたG-SHOCKのMT-Gコレクション「MTG-B2000」

2020.10.02

メタルと樹脂を融合させたG-SHOCKの「MT-G」コレクションに、新シリーズ「MTG-B2000」が登場する。新開発の「デュアルコアガード構造」により、さらなる軽量化とデザインの進化を実現した。発売時期は2020年11月を予定している。

G-SHOCK MTG-B2000

カシオ「G-SHOCK MTG-B2000」
タフソーラー。パワーリザーブ約5カ月。樹脂×SS(縦55.1×横51mm、厚さ15.9mm)。20気圧防水。2020年11月発売予定。左から11万円(税別)、12万5000円(税別)、11万5000円(税別)。


新構造の採用で研ぎ澄まされたケースデザイン

 今回発表された「MTG-B2000」は、ケース構造を一新。ボックス状のメタルフレームの中にカーボンファイバー強化樹脂製のインナーケースを配置した「MTG-B1000XBD」や「MTG-B1000D」とは異なり、一体構造のカーボンモノコックケースで内部のモジュールを保護、その外側をステンレススティール製のミドルケースで覆う「デュアルコアガード構造」を採用している。これにより、これまでミドルケースと一体化していたベゼルが独立し、カラーリングの幅が広がった。またケースサイドからインナーケースが見えなくなったため、ステンレススティールの質感を活かした直線的なケースフォルムが実現した。

G-SHOCK MTG-B2000

インナーケースを、ステンレススティール製のミドルケースとベゼルで上と下から挟み込むようなデュアルコアガード構造。MTG-B1000のように、ケースサイドから樹脂部分が見えることなく、メタルに覆われている。別体のベゼルは、質感を引き出すため多角形にデザイン。ケースにはヘアライン加工を施した。

 ブレスレットにも新構造を採用。ステンレススティール製のコマにファインレジンでできたパーツを組み込むという基本構造はそのままに、コマを中空にすることによって約15%の軽量化に成功している。さらにはこれまでのバンド接続部の構造を見直し、特別な工具がなくてもブレスレットが交換可能となった。

 機能面ではBluetooth通信機能を搭載し、スマートフォンとリンクすることによって時刻の修正が可能だ。海外渡航の際もインターネット上のタイムサーバーから情報を取得し、自動的に現地の時刻に合わせてくれる。なおスマートフォンとの通信接続には専用アプリ「G-SHOCK Connected」が必要。このアプリでは針の動作や時刻表示といった時計本体のセルフチェックやステータスの表示、アラーム設定、携帯電話の捜索も行うことができる。また世界6局の標準電波にも対応しているため、スマートフォンと接続しなくても対応エリアであれば時刻が自動で修正される。

G-SHOCK MTG-B2000

高輝度のLEDライト「スーパーイルミネーター」を搭載し、夜間や暗所での視認性を確保している。



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