クストスの代表的なクロノグラフシリーズ「チャレンジ クロノⅢ-S」に新作が登場

2021.01.30

スポーツカーのような疾走感をイメージさせるクストスの「チャレンジ クロノⅢ-S」に、レッドがアクセントカラーになった新作が登場する。グレード5のチタンをケースに採用し、スポーティーな印象はより一層増した。

クストス

スポーツカーさながらの機能美

 ラテン語で「守護神」を意味するクストスは、2005年に誕生した比較的新しいブランドである。伝統的な時計製造における技術と、最高の時計を作りたいという熱意が融合し、未来へ目を向けた革新的なコンセプトを生み出した。「ハイテク」「スポーティー」「エレガンス」という3つのコンセプトを軸とし、時代の変化やトレンドに先立ったニューラグジュアリーを提唱している。

 そして今回、同社の代表的なモデルである「チャレンジ クロノⅢ-S」コレクションに新しいモデルが加わった。チタン製の堅牢なケースに、レッドがアクセントカラーになった疾走感あふれる1本だ。

チャレンジ クロノ

クストス「チャレンジ クロノⅢ-S」
自動巻き(Cal.CVSTOS 577)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Ti(縦53.7×横44.0mm)。100m防水。230万円(税別)。

 スポーツカーを彷彿とさせる曲線美を持つケースにはグレード5チタンが用いられ、ケースを構成するパーツを細分化させたマルチコンポーネント構造になっている。グレード5チタンは主に航空宇宙産業で用いられる金属で、軽量なうえに耐腐食性や耐火性に優れ、非磁性を特徴とする高い強度を誇る素材である。

 厚みを持たせたケースサイドのリュウズガードや、クロノグラフのプッシュボタンなど、外装の細かなパーツをグレード5チタンで構成することでさらなる軽量化を実現した。同一の素材を用いながらもパーツごとに少しずつ色合いを変え、立体的な構造を強調したスタイリッシュなデザインに仕上がっている。

クロノグラフ

 また、チャレンジ クロノならではの奥行きを感じさせる構造のダイアルにも注目したい。アラビア数字インデックスとバーインデックスを交互に配置し、時分針はシャープなソード針へ、9字位置のスモールセコンドは、シチリア島の3つの岬を表すシンボルマーク「トリナクリア」にリデザインされている。30分と12時間のクロノグラフ積算針には高低差を持たせることで、スケルトンダイアルにさらなる立体感が生まれた。また3字位置のパワーリザーブ表示は、古典的な扇型からディスク式のインジケーターに変更することで、現代的な印象を与える。


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クストス 2020新作時計「チャレンジ クロノⅢ-S」


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