ヴァン クリーフ&アーペルの期間限定エキシビション“LIGHT OF FLOWERS ハナの光”

2021.03.24

ヴァン クリーフ&アーペルは、一年を通して1906年の創業時からメゾンが大切に守ってきた花のテーマにオマージュを捧げる。そのひとつのチャプターとして2021年4月22日(木)より5月9日(日)までの間、代官山 T-SITE GARDEN GALLERYにて期間限定エキシビション“LIGHT OF FLOWERS ハナの光”を開催する。華道家 片桐功敦(かたぎり あつのぶ)氏がヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーにインスピレーションを受け、花々で彩られた魅惑的でファンタジー感あふれる世界を創り出す。清らかで慎ましい「花」の、生を謳歌するその圧倒的な存在に焦点があてられる。

LIGHT OF FLOWERS ハナの光

LIGHT OF FLOWERS ハナの光

エキシビションでは、メゾンの繊細で可憐なジュエリーの花々が日本の情趣と溶け合い、新たに詩的な姿が出現する。華やかで気品あふれるシャクヤク、爽やかな満開の花を咲かせるローズ ド ノエル、そよかぜに揺れるコスモスなど、ゴールドやダイヤモンドなどを用いて「花」の一瞬をとらえたジュエリー。水辺にたたずみ、その儚くも美しい人生を謳歌しているかのように生命力に満ちあふれた小さな花々と重なり合い、ノーブルな光の空間が生み出される。


華道家 片桐功敦氏の監修

片桐功敦

 メゾンのジュエリーは、柔らかい花びらの感触や花が表現する一瞬の表情を捉えるなど、デザイン性を追求するだけではなく、花の細部を丁寧に観察していることへの証である、と華道家の片桐功敦(かたぎり あつのぶ)氏は語る。「自然の世界に何気なく存在する小さい花、そのささやかな存在に焦点をあて、永遠のものへと昇華しているメゾンのジュエリーやそれを作るマンドール(メゾン専属の職人)の花への敬意に共感を覚えました。自然への尊敬の理念を共有しているメゾンとの対話を通して今回のエキシビションを作り上げていくことを楽しみにしています」。

花にまつわるワークショップやトークイベントも充実

LIGHT OF FLOWERS ハナの光

今回のエキシビションではさまざまな花にまつわるワークショップやトークイベントも充実している。「In bloom~草花を纏う~」をテーマにしたお子様対象のワークショップでは、参加者が片桐氏と共に様々な植物を観察し、直接手にとり、それを身にまとうことで、花とひとつになる瞬間を楽しむことができる。オンライントークイベントでは片桐氏や現代美術家の須田悦弘氏、イラストレーターの黒田潔氏を迎え「My Vision of Flowers(私にとってのハナ)」について内容を展開。現代を生きるクリエイターたちが各々にとっての「花」の存在意義を語り、明るい未来を映し出すような前向きで美しいその圧倒的な存在に焦点をあてる。

 またエキシビションに先んじて3月20日(土・祝)から5月9日(日)まで、ヴァン クリーフ&アーペル銀座本店では、片桐氏が花にあふれるウィンドウディスプレイをデザインする。同社のジュエリーにインスピレーションを受けた片桐氏が、金属造形作家 鈴木祥太氏の手を借りて「ハナの光」の世界をウィンドウに創り出す。

片桐功敦

片桐功敦氏 プロフィール
1973年大阪生まれ。華道家。1997年、24歳で大阪府堺市に続くいけばな流派、花道みささぎ流の家元を襲名。いけばなのスタイルは伝統から現代美術的なアプローチまで幅広く、異分野の作家とのコラボレーションやいけばなについての執筆も多数。小さな野草から長年のテーマでもある桜を用いた大規模ないけばな作品まで、その作品群はいけばなが源流として持つ「アニミズム」的な側面を掘り下げ、花を通して空間を生み出している。2018年にはヴァン クリーフ&アーペル心斎橋店にてprelude 三部作のいけばなインスタレーションを展示。



Contact Info: ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク Tel.0120-10-1906


詩的表現にかける情熱 ヴァン クリーフ&アーペル


https://www.webchronos.net/comic/13986/
GPHG 2020にてヴァン クリーフ&アーペルがジュエリーウォッチ賞と芸術工芸時計賞を受賞


https://www.webchronos.net/news/56496/
クリスマスローズがモチーフの、ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーコレクション「ローズ ド ノエル」と「エレボール」


https://www.webchronos.net/news/57412/