ハミルトン【2021 新作】エルヴィス・プレスリーの名を冠した「ベンチュラ Elvis80 スケルトン」

2021.05.07

1957年に世界初の電池式腕時計として誕生したハミルトンのベンチュラ。その熱狂的なファンだったエルヴィス・プレスリーの名を冠した新作「ベンチュラ Elvis80 スケルトン」が2カラー展開で発売される。オリジナルモデルの象徴的なデザインを再解釈し、機械式時計として生まれ変わる。

ベンチュラ


ベンチュラを再解釈したプレスリーモデル

 ハミルトンはエルヴィス・プレスリーの名を冠した新作「ベンチュラ Elvis80 スケルトン」を2カラー展開で発売する。かつてキング・オブ・ロックンロールと呼ばれ、ミュージシャンや映画俳優として活躍したエルヴィス・プレスリーは、初代ベンチュラの熱狂的なファンだったという歴史から誕生した2本だ。

ローズゴールド

ハミルトン「ベンチュラ Elvis80 スケルトン」
自動巻き(Cal.H-10-S)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。SS+ローズゴールドPVD(縦44.6×横42.5mm)。50m防水。23万8700円(税込み)。

 ベンチュラの初代モデルは1957年に誕生し、世界で初めて発売された電池式腕時計だったことで知られている。インダストリアル・デザインの鬼才、リチャード・アービブによってデザインされた独創的な3角形のケースは先鋭的で、多くの人を魅了した。

 初代のベンチュラに搭載されていたムーブメントはCal.500というもので、水銀電池を動力源としながら機械式と同様の脱進機を持つ画期的なものだった。時が流れて現代のベンチュラでは、機械式ムーブメントを搭載しながら現代的に再解釈されている。

「ベンチュラ Elvis80 スケルトン」が搭載するムーブメントは自動巻きキャリバー「H-10-S」。汎用の機械であるETA2824をカスタマイズし、パワーリザーブを約80時間まで伸ばすことに成功している。巻き上がれば3日間以上駆動するため、実用性向上にも大きく貢献するだろう。

ブラック

ハミルトン「ベンチュラ Elvis80 スケルトン」
自動巻き(Cal.H-10-S)。25石。パワーリザーブ80時間。SS+ブラックPVD(縦44.6×横42.5mm)。50m防水。23万8700円(税込み)。

 スタイルが異なる2種類がラインナップされている。スケルトンダイアルの中心に配された、電気を想起させるジグザグのラインが印象的である。ひとつはブラックPVDコーティングを施したケースに、赤い秒針とラインが入ったシックな1本。もうひとつはケースや針、ラインをローズゴールドで統一した1本。ベースこそ同じだが、配色で全く異なる雰囲気を楽しめる2本だ。


Contact info: ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371


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