ウブロは、世界的に活躍するアーティスト、村上隆氏とのコラボレーションモデル第2作目となる「クラシック・フュージョン タカシムラカミ サファイア レインボー」を発表した。1作目はシックなオールブラック仕様だったが、対して今作は透明なサファイアクリスタル製のケースと、レインボーカラーの「お花」が目を引く華やかな作品となっている。世界限定100本での展開で、すでに完売している。
レインボーカラーに華やぐ「お花」
ウブロは、村上隆氏とのコラボレーションモデル第2弾となる新作「クラシック・フュージョン タカシムラカミ サファイア レインボー」を発表した。2021年1月に初のコラボレーションモデル「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」を発表し、このブラックダイヤモンドに覆われた200本限定の人気モデルは即予約完売した。
自動巻き(Cal.MHUB1214)。30石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。サファイアクリスタルケース(直径45mm、厚さ14.05mm)。50m防水。世界限定100本。1225万4000円(税込み)。完売。
今回の新作では、村上隆氏の作品が持つ“Kawaii(カワイイ)”世界感を時計に落とし込むことをテーマに、レインボーカラーの文字盤とサファイアクリスタルのケースが目を引くアート作品に仕上がっている。1作目同様に、村上隆氏の作品を象徴する「お花」をモチーフとしており、基本的なデザインは同様だが素材や色を変えることでまったく異なるアプローチを見せている。
この「お花」は、文字盤から浮かび上がるような立体的な顔の上で茶目っ気あふれる笑顔で、12枚のレインボーカラーの花びらがこの顔の周りを回っている。このカラフルな色合いは、ルビー、ピンクサファイア、アメジスト、ブルーサファイア、ツァボライト、イエローサファイア、オレンジサファイアなど、虹を表現する487個の石をセットすることで実現した。
ウブロのエンジニアが開発したボールベアリングシステムにより、サファイアクリスタルの下で花びらが回転し、村上隆氏の「お花」に命が吹き込まれる。また、本作の心臓部には、ウブロが開発したキャリバーHUB1214からクロノグラフ機構を取り除いたムーブメントが搭載されており、約72時間のパワーリザーブを備える。ケースの全面が透明なサファイアクリスタル製であるため、このムーブメントの動きを存分に鑑賞することが可能だ。
今作について、ウブロのCEOリカルド・クアダルーペ氏は「村上隆氏との継続的なコラボレーションは、時計の世界ではまだ知られていない新しい表現の世界へと導いてくれます。この作品では、芸術的な創造とウブロのノウハウが絡み合い、腕に着けることのできる芸術作品が誕生しました!」とコメント。
そしてこの新たな作品について、村上隆氏は「ウブロとのパートナーシップにより、私は自分の創造性をまったく新しいメディアで表現することができました。ウブロの熟練した技術者たちが、私のインスピレーションの可能性を広げ、その結果、レインボーカラーを使ったこの新しいタイムピースが生まれたのです」と話した。
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