ハミルトンのデジタルウォッチ「ハミルトン PSR」にオールブラックモデルが登場

2022.03.14

ハミルトンより、「ハミルトン PSR」のオールブラックモデルが発表された。1973年に発表された「P2」のデザインをベースとしつつ、現代的なスペックを与えられている。2022年3月11より先行販売される。

ハミルトン PSR


ハミルトンの人気デジタルウォッチに新たなバリエーションが追加

 1970年、世界初のLED式デジタルウォッチとして発表された「ハミルトン パルサー」。それから50周年にあたる2020年、ハミルトンがこのエポックメイキングなモデルを「ハミルトン PSR」として復刻し、大きな話題を呼んだ。そして今年、その「ハミルトン PSR」にオールブラックモデルが追加された。

ハミルトン PSR

ハミルトン「ハミルトン PSR」
オールブラックの外装を纏った「ハミルトン PSR」。デザインは1973年の「P2」を忠実に再現したものだ。10気圧防水のため、気軽に使えるのも魅力だ。クォーツ。SS+ブラックPVD(縦34.7mm×横40.8mm、厚さ13.3mm)。10気圧防水。13万2000円(税込み)。

 オリジナルの「ハミルトン パルサー」は、1970年の初代モデルに続き、1972年に400本限定の18Kゴールド製ブレスレットを備えた「P1」、1973年にレギュラーモデル「P2」が発売された。プッシュボタンを押下することでLEDを点灯し、時刻を表示するという革新性だけではなく、従来の腕時計のデザインに一石を投じるレトロフューチャーな外見も人気を博した一因である。

ハミルトン PSR

1972年に400本限定で販売された「P1」。販売価格は2100USDであり、当時の自動車1台分に相当した。

 復刻モデルである「ハミルトン PSR」は、「P2」のデザインを踏襲しつつ、現代的なスペックアップが図られている。LCD(液晶ディスプレイ)とOLED(有機EL)を用いたハイブリッドディスプレイを採用することで消費電力を抑え、時刻の常時点灯を可能とした。オリジナルではLED点灯用であったプッシュボタンは、ディスプレイの輝度変更や時刻調整の機能が割り当てられている。

ケースバック

ケースバックはスクリューバック式。パルサーは“パルス状の電波等を発する天体”を意味する言葉であり、本作のケースバックにはそのイメージが刻印されている。

 今回登場したオールブラックモデルは、2022年3月11日より先行販売される。なお、先行予約は2022年2月25日より、都内のハミルトン直営店舗、公式オンラインストアとセレクトショップ BEAMSの公式オンラインストア、〈BEAMS〉レーベル取り扱い店舗にて開始されている。BEAMSでの販売は100本が予定されている。


Contact info: ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371


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