カシオは、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最上位シリーズである「MR-G」の新作「MRG-B5000」を発表した。オリジナルモデルが持つスクエア型のデザインをシリーズで初めて採用し、上質な仕上げが施されている。2022年3月12日(土)から発売開始予定だ。
新たなケース構造を採用した“ラグジュアリー”なG-SHOCK
強い衝撃に耐える高い性能を持つことで知られる「G-SHOCK」。カシオは、このG-SHOCKの最上位シリーズである「MR-G」に、新作「MRG-B5000」を加えた。
本作は、1983年に発売されたG-SHOCK初のモデル「DW-5000C」の角型デザインを引き継いでおり、MR-Gシリーズでは初となるスクエアケースモデルだ。熟練の研磨技術と先端素材を用いた、輝きと風格が漂うG-SHOCKだ。
タフソーラー。Ti×コバリオン+DLC(縦49.4×横43.2mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。46万2000円(税込み)。
(右)G-SHOCK「MRG-B5000D」
タフソーラー。Ti×コバリオン+チタンカーバイド(縦49.4×横43.2mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。39万6000円(税込み)。
一見、G-SHOCKシリーズで人気の高い「フルメタル」のモデルのようにも見える本作だが、新たなケース構造の採用と上質な仕上げにより、まったくの別物として完成した。ベゼルの細かい面まで研磨を施すために、ケースの新構造である「マルチガードストラクチャー」を開発し、本作に取り入れられた。
25個のパーツで構成されたベゼルに、衝撃を吸収するための部品を組み込み、従来のG-SHOCKと変わらない耐衝撃性を確保。そしてこの凹凸のあるベゼルを、パーツごとに隅々まで研磨を施すことが可能となり、高級機としてふさわしい美しい仕上がりを実現している。
またブレスレットには、表面にあけた丸い穴に別体のピンを埋め込む構造を採用することで、微細な部分まで研磨を施すことができるようになり、ダレのない綺麗な表面を生み出している。
さらに、仕上げや研磨のみならず材料そのものにも気を配り、日本で開発された先端素材を採用。ベゼルのトップ部分には、純チタンの約4倍の硬度でプラチナ同等の輝きを持つコバルトクロム合金「COBARION(コバリオン)」を、またブレスレットには、純チタンの約3倍の硬度を持つ加工性に優れたチタン合金「DAT55G」を用いている。
傷が付きにくく、長く鏡面の美しさを保つなど、日本で開発された先端素材をふんだんに使用した「MRG-B5000」。熟練の研磨と厳選された素材により、オリジナルモデルの角型デザインを極めた、最上位シリーズにふさわしいモデルが完成したのである。
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