カシオ G-SHOCKから新開発薄型モジュールと耐衝撃構造を採用した「MT-G」が発売

カシオが世界に誇る耐衝撃性ウォッチブランド、G-SHOCKから、新モデル「MTG-B3000」が発売となる。新開発のモジュールと耐衝撃構造を備えたことで従来モデルと比較してケース厚の2mm以上薄型化を実現した。2022年5月14日より販売開始予定だ。

進化を続けるMT-Gシリーズ

　MTG-B1000が登場したのは2018年だが、2020年の「MTG-B2000」における「デュアルコアガード構造」の登場で劇的な軽量化が実現された。

　カーボン繊維強化樹脂ケースでモジュールを保護し、外側をメタルパーツで覆うことでメタルの質感を維持しながら軽量化を図った「デュアルコアガード構造」を、今回発表された「MTG-B3000」ではさらに進化させ、裏蓋がケース側面まで覆い、モジュールを保護する構造を採用している。

　ステンレススティールの裏蓋は、何工程ものプレス、切削、研磨を経て立体的な形状にし、ケース側面まで覆うことで、リュウズ、プッシュボタンの保護やラグの役割を持たせている。さらに、トップベゼルと噛み合わせるように配置し、特殊形状のビスで連結させている。これらにより12.1mmのケース厚を実現し、装着性に優れたメタルモデルに仕上げている。

高機能をダウンサイジングした耐衝撃薄型モジュール

　パーツの小型化・薄型化をはじめ、高密度実装技術による電子部品の集積化により、耐衝撃性をキープしながら基盤レイアウトを最適化している。スマートフォンリンクと電波ソーラーを搭載した多針クロノグラフでありながら、MTG-B1000に比べモジュールの厚みを1.45mm薄型化している。これにより、ケース厚も12.1mmと2mm以上薄くなった。

　また機能面では、標準電波受信機能に加え、Bluetooth®️によるモバイルリンク機能を搭載。専用アプリ「CASIO WATCHES」と接続し自動で正確な時刻情報に修正する。また、ソーラー充電システムや高輝度なLEDライト（スーパーイルミネーター）も備え、実用性も向上している。