ウブロは2022年のウォッチズ&ワンダーズにおいて、「ビッグ・バン」コレクションから複数の新作を発表した。カラフルでブランドならではの個性を感じさせる、ビッグ・バンの魅力あふれるラインナップを紹介する。
奇抜で大胆なビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック パープルサファイア
トゥールビヨンを大胆な素材と融合させ、独自の色彩で彩ることで、ウブロの哲学「First(先駆けであること)、Unique(ユニークであること)、Different(唯一無二であること)」を体現するのは、明るいパープルをまとう「ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック パープルサファイア」 だ。
自動巻き(Cal.HUB6035)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。パープルサファイアクリスタル製ケース(直径44mm、厚さ14.5mm)。3気圧防水。世界限定50本。2328万7000円(税込み)。
本作でまず目につくのは、ポリッシュ仕上げのパープルサファイアクリスタルケースと同色の、透明ストラクチャードラバーのライン入りストラップだろう。伝統的な複雑機構であるトゥールビヨンを革新的なケースに搭載した本作はウブロがこれまでラインナップに掲げていたサファイアクリスタルのカラーリングになかったパープルカラーを採用している。
ベゼルとケースには精巧なポリッシュ仕上げが施され、ビッグ・バンの象徴的なデザインである6本のビスが透明感をより美しく見せる役割を担っている。
セラミックスで実現した“色の革命”、4色のビッグ・バン インテグラル コレクション
自動巻き(Cal.HUB1280)。43石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックス製ケース(直径42mm)。10気圧防水。各250本限定。281万6000円(税込み)。
ケースとブレスレットが統合されたモノブロック構造の「ビッグ・バン インテグラル セラミック」から4つの新色が登場した。インディゴブルーはモロッコのマジョレル庭園やシャフシャウエン通り、スカイブルーは南太平洋の青空、ベージュは砂漠やカリブ海の砂浜、グリーンは熱帯雨林のジャングルの緑からそれぞれインスパイアされたカラーリングとなっている。
ウブロが誇る技術により、セラミックスの軽さを維持しつつ硬度と耐擦傷性を向上させ、明るいトーンをはじめ多彩な色を表現することが可能になり、本作はその好例だ。また、自社開発・製造のムーブメントであるキャリバーHUB6035、通称「ウニコ」を搭載している。
オーリンスキーモデル初のブレスレット仕様
自動巻き(Cal.HUB1100)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Tiケース(直径40mm)。5気圧防水。182万6000円(税込み)。
2017年よりパートナーシップが築かれているアーティスト、リチャード・オーリンスキーのコラボレーションモデルの最新作。最大のトピックは、5年間のコラボレーションで初のメタルブレスレットを採用したことだ。カラーはそれぞれブラックとホワイトの展開があり、いずれもリチャード・オーリンスキーの彫刻からインスパイアされたケース、ベゼル、リュウズ、ブレスレットのファセットと面取りが施されている。
ポリッシュ仕上げのチタン製ケースに112個、ブレスレット部分には486個のダイヤモンドをセッティングしている。自動巻き(Cal.HUB1100)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。10気圧防水。525万8000円(税込み)。
それぞれの面が光を反射して見る角度によって印象を変えるのが、このオーリンスキーモデルの魅力だ。ブレスレットのリンクはウブロのロゴのHを表している。ケース径40mmで、ジェンダーレスな仕様となっている。
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