ノルケインは、高い評価を得るインディペンデンスコレクションに新作「インディペンデンス 22 スケルトン」を追加した。これは、2021年に発表した限定モデルのDLCバージョンをベースに進化させたもので、美しい自動巻きのスケルトンムーブメントを搭載している。
ついにレギュラー化した、スケルトン仕様のインディペンデンス
6月はじめに、ジャン・クロード・ビバーが顧問に就任したことでも話題のノルケイン。今回、インディペンデンスコレクションの新作として「インディペンデンス 22 スケルトン」を発表した。今作は、2021年に発表したDLCバージョンのモデルをベースに進化させたもの。瞬く間に完売となった前作を、ファンの要望に応えるためにレギュラー化させたのだ。
自動巻き(Cal.NN08S)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径42mm、厚さ11.8mm)。100m防水。53万9000円(税込み)。
本作の特徴は、サテン仕上げ、ポリッシュ仕上げ、サンドブラスト仕上げの3種類の仕上げを施したステンレススティールケースと、スケルトンムーブメント、そして美しいシースルーダイヤルだ。
搭載する自動巻きのスケルトンムーブメント、キャリバーNN08Sは、建築の梁の原理に基づいて設計されている。多くのスケルトンムーブメントは、ひとつの支持点に対して1本のアームで固定されるが、キャリバーNN08Sではすべての支持点が少なくとも2本のアームで保持されていることが分かるだろう。常に剛性が保たれ、優れた耐衝撃性と高い堅牢性を持たせているのだ。
またこのムーブメントは、スイス公式クロノメーター(C.O.S.C.)の認定を受けている。ダイアルリングの「Chronometer」の文字がそれを証明している。この基準では、ムーブメントが5つの姿勢と3つの異なる温度(8℃、23℃、38℃)で連続15日間、一連のテストを受けることが要求される。最初の10日間の日差平均が基準のひとつで、1日あたり-4秒から+6秒までが許容範囲とされている。この厳しいパラメータ内に収まっていることの証明である。
今回誕生した「インディペンデンス 22 スケルトン」は、他のインディペンデンスモデルと同様に、ノルケインが掲げる「my life, my way」の精神を体現している。世界の頂点へ自信を持って挑みつづける探検家のためにデザインされている1本だ。
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