ハミルトンは人気コレクション「ベンチュラ」に斬新な1本を加えた。ケースやダイアル、ストラップなど、外装パーツを黒で染め、ダイアルに電気パルスをモチーフとしたデザインがあしらわれている。新作「ベンチュラ XXL ブライト」は、2022年10月中旬を予定している。
力強さを感じさせるイルミネーション機能
1957年に発表されたハミルトンの「ベンチュラ」は、革新的な電池式機構と大胆なケースシェイプで、ウォッチメイキングとデザインの世界に衝撃を与えたモデルだ。先進的なインダストリアルデザイナーのリチャード・アービブが考案した、前衛的なデザインを持つベンチュラに、今回ダイアルが赤く光るイルミネーション機能を搭載した新しいモデルが加わった。
クォーツ+イルミネーション用モジュール。SSケース(縦52×横47.6mm、厚さ11.8mm)。50m防水。20万3500円(税込み)。2022年10月中旬発売開始予定。
初代モデルの発表から半世紀以上を経てもなお、フューチャリスティックな魅力と独創性を感じさせるベンチュラは、未来を予想して作られた時計だ。電池で駆動する革新的なムーブメントと、SFのムードが漂うケースシェイプを組み合わせたこの時計は、計時とデザインの限界を押し広げた。
エルヴィス・プレスリーが1961年の映画「ブルー・ハワイ」で着用した際には、大きな話題となった。誰も予想しえなかった時計の“未来”を人々に提示したのである。
ハミルトンはこのアイコニックな存在を称え、今回新モデル「ベンチュラ XXL ブライト」を発表。ブラックPVDコーティングを施した幅47.6mmのステンレススチール製ケースには、特別なクォーツムーブメントが収められ、9時位置のプッシュボタンを押すとダイヤルの一部が赤く光る。
ブラックの時針と分針には、スーパールミノバ加工が塗布されており、ブラックでありながら視認性を確保。電気パルスとそれに合わせたインデックスは、1950年代のスタイルを大胆にアレンジし、ネオンと興奮で彩られた都会の夜を思わせるデザインに仕上げられている。
ブラックのラバーストラップと、両面に反射防止加工を施したサファイアクリスタルを配した本作は、素材とスタイルの両方において力強さが感じられるモデルだ。ハミルトンは、ウォッチデザインの最先端へと挑み、新たな世界を提案し続ける。
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