ハミルトンは、回転式ケースを持ち、表と裏、2面のダイアルを持つ「ジャズマスター Face 2 Face」の新作を発表した。第3作目となる「ジャズマスター Face 2 Face III」は、一方のダイヤルは時刻表示とクロノグラフ機能を、もう一方は計測用スケールを備えている。世界限定999本の展開だ。
2フェイスの意欲作がラウンド型になって登場
ハミルトンは、回転式ケースという構想を再解釈した限定モデル「ジャズマスター Face 2 Face III」を披露した。今回新たに「Face 2 Face」シリーズに加わった本作は、これまでよりも上品に仕上げたとうたっている。
自動巻き(Cal.H-41)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径17.25mm)。50m防水。世界限定999本。45万1000円(税込み)。
ジャズマスター Face 2 Faceの初作は2013年に発表され、ハミルトンが持つ個性を表現するモデルであった。2面のダイアルというコンセプトは、1本の時計にふたつの異なる個性をもたらす。シリーズ3作目となる本作は、オーバル型ケースを持つ1・2作目とは異なるラウンドケースを採用し、アヴァンギャルドとクラシックをかけ合わせた新たなスタイルである。
一方のダイアルは時刻表示とクロノグラフ機能を、もう一方のケースバック側には計測用スケールを備え、搭載するムーブメントを眺めることができる。メインダイヤルは複数の層で構成され、立体感を与える複雑な構造を取り入れている。
外側のリングは時刻を表示し、3つのクロノグラフカウンターは時・分・秒の経過を計測。重なり合うサブダイヤルの下には日付表示のホイールを配置し、立体的な構造を生み出している。
そしてケースを回転させると、もう一方のダイヤルが現れる。このケースバック側にはタキメータースケールとパルスメータースケールを備え、移動速度と心拍数を計測することができる。オープンワークが施されたダイアルからは、搭載するキャリバーH-41の動きを鑑賞できる。自動巻きのローターが勢いよく回転し躍動感を楽しめるのだ。
また、大胆なコンセプトとクラシックなスタイルを融合した本作には、パティーヌ調のブラウンレザーストラップが合わせられた。ストラップの両面に施されたブルーのステッチが、印象的なコントラストとスポーティーな魅力を演出する。
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