カシオ、G-SHOCKの「ジースクワッド」シリーズから軽量化された新モデルが登場

2023.03.12

G-SHOCKのスポーツライン、「G-SQUAD(ジースクワッド)」シリーズの新モデルが登場した。4つのカラーバリエーションを用意する「GBD-H2000」は、マルチスポーツ対応の機能性を備えながら、装着性を考慮し軽量化が図られている。

GBD-H2000


6つのセンサーを搭載した、運動時のタフな相棒

 激しい運動を行うときのパートナーとしてマルチに活躍することを目的とした、G-SHOCKのスポーツライン、「G-SQUAD(ジースクワッド)」シリーズ。ランニングやサイクリング、スイミングといったさまざまなスポーツに対応し、運動の計測やモニタリングを行う耐衝撃ウォッチだ。

 今回新たに発表された「GBD-H2000」は、4本のカラーバリエーションで構成される新モデルで、GPS機能と6つのセンサーを搭載しながら、従来モデルに比べ質量を約38%軽量化することに成功している。

GBD-H2000

G-SHOCK「GBD-H2000」
デジタルクォーツ。バイオマスプラスティック製ケース(縦59.6×横52.6mm、厚さ19.4mm)。20気圧防水。5万5000円(税込み)。2023年3月発売予定。

 運動時に重視するのは、気にならない重量と装着感だろう。本作は快適な着け心地を実現するため、GPSアンテナをケースに内蔵することでの小型化や、裏蓋にカーボン繊維強化樹脂を採用するなどの改良により、軽量化を図った。GPS機能と心拍計測が可能な光学式センサー、方位、高度/気圧、温度、加速度、ジャイロの6つのセンサーを搭載し、ランニング、自転車、水泳といったアクティビティでの距離やスピード、ペースなどを計測する。

GBD-H2000

ランニング、自転車、水泳(オープンウォータースイミング/プールスイミング)、ウォーキング、トレイルランニング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの計8種のアクティビティに対応する。心拍数や距離、速度のほか、プールでの泳法やターン数などの情報もアクティビティに応じて計測できる。

 また本作は、ポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを活用したトレーニング分析機能を搭載している。具体的には、ランニング時の最大酸素摂取量によるフィットネスレベルや、トレーニングの時間や強度によって心肺にかかった負荷などを可視化できるのだ。

  加えてトレーニングによって消費されたエネルギーのうち三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の各消費量を比率で算出したり、トレーニングや日中に受けた負荷要素に対して睡眠による心身の回復具合を分析できたりと、充実の機能だ。

GBD-H2000

 本作のベゼルとケース、ストラップには、トウゴマの種やトウモロコシから抽出した成分を含むバイオマスプラスチックを採用していることも特徴。バイオマスプラスティックは、再生可能な有機資源由来の物質を原料に使用し、CO2の排出を抑制することができる。カシオの腕時計での採用性も近年増えている素材だ。


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