世界初の機構を搭載した「トンダ PF GMT ラトラパンテ」は、ミニマリズムを革新的なメカニズムと組み合わせることで、複雑時計というジャンルを一新し、2022年にもっとも注目された発表のひとつとなった。2023年には、このアイコニックなタイムピースに18Kローズゴールドが加わり、ミラノブルーのダイアルに精密なバーリーコーン(麦の穂)パターンのギョーシェが刻まれたモデルが登場する。
「トンダ PF GMT ラトラパンテ」は、世界各地を飛び回るグローブトロッターにぴったりなツールであろう。スマートでエレガントな時計には、ホームタイムとローカルタイムの時と分だけが表示され、余計なものは一切ないのだから。
トンダ PF GMT ラトラパンテ
パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF GMT ラトラパンテ」
自動巻き(cal.PF051)。31石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約48時間。18KRGケース(直径40mm、厚さ10.7mm)。60m防水。939万4000円(税込み)。
自動巻き(cal.PF051)。31石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約48時間。18KRGケース(直径40mm、厚さ10.7mm)。60m防水。939万4000円(税込み)。
「トンダ PF GMT ラトラパンテ」は、一見すると簡素な印象で、大きなダイアルの上を時針と分針が優雅に流れるように回っているように見える。しかし、この伝統的なダイアルの下には、ロジウムプレートとローズゴールドの2本の重なり合う時針を動かす複雑機構が搭載されている。7時位置のプッシャーを押すと、ローカルタイムを表示する18Kローズゴールドの針が一時間ジャンプすることで、ロジウム加工されたゴールドの針が現れホームタイムを表示する。
デュアルタイム表示が不要になったら、リュウズ一体型のプッシャーを押せば、18Kローズゴールドの針がロジウムプレートゴールドの針の上に、クロノグラフのスプリットセコンド針と同じように戻る。
優れた視認性
時計史上類を見ないこの独創的な操作方法は、高度で革新的なメカニズムの統合によって実現された。この直感的な複雑機構を搭載することにより、ある時には不要な時間表示をダイアルからなくすことができる。そして、情報量を最小限に抑え、高い視認性を可能にし、ひとつひとつのディテールに込められた品質とこだわりを際立たせたのだ。
パルミジャーニ・フルリエ創業25周年を記念するユニークピース「ラ・ローズ・カレ」を披露
https://www.webchronos.net/news/75399/
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パルミジャーニ・フルリエの最高峰モデル、レ・ローズ・カレ コレクション・グラン・フー「ロサ・セレステ」が発表
https://www.webchronos.net/news/87796/
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パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF スケルトン」を実際に着用。「見れば見るほど所有欲が湧き上がる」
https://www.webchronos.net/features/89178/
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