カシオは、G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD(ジースクワッド)」の新作として、初号機ライクのフォルムに心拍測定機能を搭載した5モデルを発表した。ランニングを始めとする4つのアクティビティに対応する本作は、光学式センサーと加速度センサーの搭載によって心拍数や距離、消費カロリーなどを計測することができる。いずれのモデルも2023年5月19日発売予定だ。
角型フォルムを継承するマルチスポーツギア
カシオのアイコニックシリーズG-SHOCKの多彩なラインナップのうち、激しいアクティビティに対応するタフネスと機能性を備えたスポーツ向けコレクションである「G-SQUAD(ジースクワッド)」。複数のセンサーやGPS機能を備えた多機能モデルが多くラインナップされており、スポーツアクティビティへの対応力はシリーズの中でも群を抜いている。
今回、このジースクワッドの新作として、初代モデル「DW-5000C」の角型フォルムを継承した心拍計測機能付きモデルが5種発表された。
スタンダードな樹脂製ケースモデルには、ブラックとペールブルーの2種が登場。デジタルクォーツ。フル充電時約11ヶ月(パワーセーブ時)。バイオマスプラスティック製ケース(縦51.1×横44.5mm、厚さ17.4mm)。20気圧防水。各4万1800円(税込み)。2023年5月19日発売予定。
バリエーションは、スタンダードな樹脂ケースモデルに、メタルベゼルを備えて高級感を強めたモデルの2パターンが登場。カラーリングは黒系と青系で統一されており、唯一DW-H5600EX-1JRのみ特徴的なディテールがあしらわれた。
これら5モデルは裏蓋部分に光学式センサー、内部に加速度センサーを内蔵することで、歩数計測および心拍計測を可能としている。加えて、スマートフォン連携によってGPS機能による補正を可能としており、極めて高精度な距離計測も備わっている。
計測機能はランニング、ウォーキング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの4つのアクティビティに対応。簡単な操作で心拍数や距離、消費カロリーなどを盤面にリアルタイムで表示できる。
また、ポラール・エレクトロ社のアルゴリズムによるパーソナルデータ分析機能も備わっており、トレーニングによって心肺にかかった負荷の計測や三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)別の消費エネルギー分析、睡眠計測などをこなしてくれる。
カラーIP処理を施したメタルベゼルが上質感を演出する2モデル。デジタルクォーツ。フル充電時約11ヶ月(パワーセーブ時)。バイオマスプラスティック製ケース(縦51.1×横44.5mm、厚さ16.6mm)。20気圧防水。各4万4000円(税込み)。2023年5月19日発売予定。
初代モデルの図面をイメージした製図ラインが全面にあしらわれたモデル。交換用のベゼルとバンドが付属しており、こちらでは目を引くカラーでモジュールの配線図がレイアウトされている。デジタルクォーツ。フル充電時約11ヶ月(パワーセーブ時)。バイオマスプラスティック製ケース(縦51.1×横44.5mm、厚さ16.6mm)。20気圧防水。各6万500円(税込み)。2023年5月19日発売予定。
なお、いずれのモデルもケース素材にバイオマスプラスチックを使用しており、中でもケースに関してはバイオマスベースのカーボンファイバー強化樹脂を初採用している。これにより、見知ったフォルムを備えるこのジースクワッドは、環境と健康の両方に優しいスポーツギアを実現したと言えるだろう。
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