カシオ「G-SHOCK」は、2023年4月でコレクション誕生の40周年を迎えた。カシオはこれを記念するスペシャルコレクションのひとつとして「REMASTER BLACK」と呼ばれる4本のモデルを発表した。歴代モデルが刻印されたバンドを備え、シリーズの歩みを象徴するこれら4モデルは、2023年5月13日より発売される。
石碑をイメージしたオールブラックモデル
エリック・ヘイズ氏がデザインした40周年記念ロゴを旗印に、2023年に入ってから多種多様な記念モデルをリリースしてきたG-SHOCK。今回その新作として発表されたのが、「REMASTER BLACK」と名付けられた4つのコレクションだ。
初号機の角型を継承したDW-5600と丸型ベゼルが特徴的なDW-5700をベースモデルに採用。同梱される付け替えベゼルによって、ひとつのモデルでふたつのデザインを楽しむことができる。クォーツ。電池寿命約5年。バイオマスプラスチック(縦48.9×横43.8mm、厚さ13.7mm)。20気圧防水。2万2000円(税込み)。2023年5月13日発売予定。
シリーズを象徴するブラックカラーに身を包んだ4モデルは、G-SHOCKで特に人気の高い4つのモデルをデザインベースとし、特別仕様を各部に盛り込むことでアニバーサリーイヤーを記念している。
中でも注目すべきは、さまざまなモデルの型番と発売年がずらりと並べられたベルトだ。
カシオはこれまでに発売した4,200を超えるG-SHOCKの中から、構造や機能、素材、デザインにおいて革新的な進化を遂げた49モデルを選出。それらの型番と発売年を凹凸の出るホットスタンプで印刷することで、シリーズの歴史を象徴する石碑のようなラバーベルトを作り上げた。
そのほかの特別仕様は、ガラスやボタン、裏蓋に刻印された記念ロゴなどで見られる。
アニバーサリーロゴを模した星形マークがGA-114REではガラスの40分位置、他3モデルは40分の位置にあたる左下のボタンに記されており、DWE-5657REとDW-6640REに関してはバックライト点灯でアニバーサリーロゴを浮かび上がるようになっている。
ELバックライトを初めて採用したDW-6600がベース。特徴的なグラフィックやフロントボタン付きのラウンドケースが継承されており、バックライトはスーパーイルミネーターにアップグレードされている。クォーツ。電池寿命約5年。バイオマスプラスチック(縦53.2×横50mm、厚さ18.7mm)。20気圧防水。1万8700円(税込み)。2023年5月13日発売予定。
大型ケースにデジタルアナログ表示を備えるロングセラーモデル、GA-110がベース。クォーツ。電池寿命約2年。バイオマスプラスチック(縦55×横51.2mm、厚さ16.9mm)。20気圧防水。2万3100円(税込み)。2023年5月13日発売予定。
八角形ベゼルを採用したG-SHOCKのニュースタンダード、GA-2100シリーズがベース。クォーツ。電池寿命約3年。バイオマスプラスチック(縦48.5×横45.4mm、厚さ11.8mm)。20気圧防水。2万1450円(税込み)。2023年5月13日発売予定。
なお、これら4モデルは環境への配慮も見せており、ベゼル・バンドにバイオマスプラスチックを使用することで循環型社会の実現に貢献している。
加えて、DWE-5657REとDW-6640REの2本については、新開発モジュールによって高輝度のLEDバックライトと約5年の電池寿命を兼ね備えており、実用性、環境配慮の両面で改善が図られている。
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