アイクポッドのダイバーモデルである「SEAPOD(シーポッド)」のバリエーションモデルとなる新作「SEAPOD S007 Enzo」が登場した。深いネイビーカラーのダイアルを採用する本作は、2023年5月中に発売予定だ。
洗練されたアイコニックな外観と深みのあるネイビーダイアル
1994年にオリバー・アイクとマーク・ニューソンの運命的な出会いによって生み出された時計ブランドであるアイクポッド。90年代半ばに発表された、当時の腕時計の常識を覆すマーク・ニューソンによる大胆なデザインは、当時大きな話題となった。
UFOのようなケースのデザインが織りなす快適な着け心地や、スイス製自動巻きムーヴメントを搭載した本格さが受け、瞬く間に広がり一世を風靡した。しかし、惜しまれながらも2013年にブランドは休眠したが、2019年、長い休眠を経て復活。
かつてのデザインを再現しながら、新オーナーの「この時計をより多くの人に長く愛用してほしい」という情熱により、かつてを知るファンが驚くような価格での復活により、「手に届くアートピース」として注目を集めている。
年々充実を見せるラインナップの中でも、人気が高いのが「SEAPOD(シーポッド)」である。アイコニックなUFO形ケースを使用しながら200m防水を達成し、アウトドアへのニーズに対応したモデルだ。
自動巻き(Cal.miyota9039)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径46mm)。20万9000円(税込み)。
今回そんなシーポッドから、バリエーションモデルが登場した。深みのあるブルーダイヤルを採用する新作「SEAPOD S007 Enzo」は、逆回転防止ベゼルのドット部分、インデックスにルミノバを塗布し、デザイン性だけではなく実用性も重視している。
モデル名のEnzoは、イタリアのフリーダイバーのパイオニアである Enzo Maiorca(エンゾ・マイオルカ)から付けられた。彼は1960~88年の28年間、フリーダイビングにおける数々の記録を塗り替えたパイオニアとして知られている人物だ。
UFO型ケースは46mmと大型だがエルゴノミクスに基づいた表から裏面に続く曲線がスマートに見せ、腕に着けても実際に皮膚に触れる部分は骨の上に乗るイメージで、装着感にも不快感がない。
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