ノルケインの新作発表イベントが東京で開催! webChronos読者をご招待

2023.06.03

ノルケインの新作発表イベントが、6月23日(金)に東京都港区の「BANK 30」で開催される。当日は、新製品の紹介だけではなく、ブランドアンバサダーでありスポーツクライマーの楢﨑智亜選手とベン・カッファーCEOとのトークセッションも予定されている。また、本記事では下部エントリーフォームより応募した方から、抽選で20名を同イベントへ招待する。


東京から世界に発信されるノルケインのニューモデル

BANK 30

2023年6月23日にノルケインの新作発表が行われる会場「BANK 30」。ページ下部の応募フォームより、イベントの抽選に参加可能だ。

 2018年に創業した新進気鋭の時計ブランド、ノルケインが、6月23日(金)に新作発表イベントを開催する。開催地は東京都港区だ。当日は、同社CEOのベン・カッファーやブランドアンバサダーが登壇し、トークセッションも行われる。

 ブランドのファンにとって何よりも喜ばしく誇らしいのは、新製品を世界に先駆けて披露する場として、日本が選ばれたことだろう。同社が日本での展開を発表したのは2019年のこと。全国の主要な時計専門店が、こぞって正規取り扱いを開始したのは記憶に新しい。

 これらの販売店が顧客へブランドの哲学を広めた結果、同社のファンは着々と増加していった。ノルケインは、時計店に活力を与えるとともに、日本の時計愛好家に新たな風をもたらしたのだ。

 その人気を加速させたのは、日本市場向けに企画された、日本限定モデルや店舗限定モデルの数々だ。ブランドは、日本で製品の魅力を伝えファンを増やし、販売店やファンから得られた意見を製品にフィードバックする。本国とリージョンの両輪が見事に機能しているのが、日本市場である。

ベン・カッファー

ノルケインCEOのベン・カッファー。スイスの機械式時計の文化を継承するという高い志を胸に、2018年にノルケインを創業。スイス時計協会理事を務めるマーク・カッファーを父に持ち、自身もブライトリングでブランドマネージャーやアジア地域のセールスマネージャーを経験した人物だ。

 ベン・カッファーはこれまで幾度も来日しており、度々イベントも開催されてきた。同社が日本のファンをいかに重要な存在と位置付けているかが分かるだろう。ファンとの交流も欠かさず、イベント終了後、SNSにベン・カッファーと来場者のツーショット写真が投稿されることは、今や恒例だ。

 哲学を大事にしているブランドだからこそ、その考えを直接CEOから聞けるというのは重要なことだ。同社は、その哲学に共感し自らの限界に挑み続けるユーザーをノルケイナーと呼んでいる。一方通行だけではない双方向のやり取りが実現されているからこそ、ユーザーは自身がノルケイナーであることを実感できるのだ。


スポーツクライマー、楢﨑智亜選手とのトークセッションも開催

 ノルケインでは、同社の掲げる“MY LIFE MY WAY”というメッセージとチャレンジする姿勢に共感し、体現する人物をアンバサダーとして起用している。その顔ぶれには、サッカーの岡崎慎司選手をはじめ、フェンシングの西藤俊哉選手、アルペンスキーのドイツ代表メンバーであるフェリックス・ノイロイター選手、野生動物の保護活動家ディーン シュナイダー氏など、高い志を胸に挑戦を続けるスターたちが並ぶ。

楢﨑智亜

2022年にノルケインのアンバサダーに就任した、スポーツクライマーの楢﨑智亜選手。高校卒業後にプロとして活動を始め、ボルダリングのワールドカップや世界選手権で優勝を重ねる。リードやスピード種目でも快挙を成し遂げる、日本を代表するエースだ。その華麗な身のこなしは、海外で“ニンジャ”と呼ばれるほど。

 今回のイベントにて、ベン・カッファーとのトークセッションが予定されているのは、2022年に新たにアンバサダーに就任したスポーツクライマーの楢﨑智亜選手だ。スポーツクライミングが初めて競技種目として採用された、東京2020オリンピック競技大会では、惜しくも個人4位入賞という成績に終わったが、その華麗で俊敏な動きに目を奪われた人も多かったのではないだろうか。

 楢﨑選手の強みは、その身体能力の高さもさることながら、“トモアスタイル”と呼ばれる独創的な身のこなしにある。そのひとつであり、スピード種目用に編み出された“トモアスキップ”は、今や世界中の選手が採用する技術になっている。

 頂点を目指すために、定石すらも打ち破り挑戦を続けていく姿は、革新を追求するノルケインの姿勢に重なる。果たして、どのような熱いトークが繰り広げられるのか、非常に楽しみだ。当日は楢﨑選手の他、新たなアンバサダーも発表する予定である。