ノルケインの新作発表イベントが東京で開催！ webChronos読者をご招待

挑戦を続けるブランド、ノルケイン

　イベントに先立ち、ノルケインについて簡単に振り返っておこう。同社は、スイス機械式時計文化の継承を使命として掲げ、2018年にベン・カッファー氏を中心に誕生した独立ブランドだ。

　翌年には、それぞれが同社のコアバリューを示す「アドベンチャー」、「フリーダム」、「インディペンデンス」の3つのコレクションを発表し、多くの老舗ブランドが幅を利かせるミドルレンジにおいて、一躍注目を集めた。

　同価格帯において卓抜した品質を有していたのはもちろんのこと、注目を集めた背景には、自らに課した使命を果たさんとする同社の姿勢が大きい。ケースサイドにセットされたノルケインプレートは、その姿に自身を重ね奮い立たせようとする、ユーザーの想いに応えるための仕掛けだ。

　プレートに目標や達成したレコード、自らをたかぶらせるメッセージを刻むことでパーソナライズ可能であり、それが着用時にも見えるというのは同社の時計に共通する特徴である。

　チャレンジ精神旺盛な同社らしく、基本となるコレクションがそろった後も、その歩みが止まることはなかった。20年にはムーブメントメーカー、ケニッシとのコラボレーションを果たした。これによって高い堅牢性とロングパワーリザーブをはじめ、基礎体力を大幅に向上させたモデルは、名だたるブランドに引けを取らない現代的なスペックを獲得したのだ。

　次の転機は22年。ノルケインは、ブランパンやウブロ、タグ・ホイヤーなど、数々のブランドで手腕を発揮してきた伝説的な人物、ジャン-クロード・ビバーを経営顧問に迎え入れた。そして同年に発表されたのが、インディペンデンスコレクションに属する究極のスポーツウォッチ、「ワイルド ワン」だ。

　ワイルド ワンの最大の特徴は、革新的な独自素材であるノルテックを外装に採用したことにある。これは、カーボンファイバーとバイオ由来原料を60％含む高性能ポリマーマトリックスを融合したカーボン複合素材である。

　一般的なステンレススティールに比べ、重量が約6分の1という圧倒的な軽さに加え、堅牢でありながら様々な発色が可能という特徴を持ち合わせている。

　他にも、ミドルケースを構成するパーツとして、耐衝撃性を高めるラバー製のショックアブソーバーが採用され、ムーブメントはチタン製のコンテナに格納されている。複雑な構造でありながら、防水性は200mを達成する。

　これだけのユニークな素材と構造を実現できたのは、ビバーの協力によって組織されたサプライヤーチームの存在が不可欠であった。スイスメイドに誇りを持ち、サプライヤーとの良好で持続可能な関係性を築いてきた同社の姿勢には、スイスの有力なサプライヤーも共感するところがあったのだろう。

新作発表イベントに、webChronos読者をご招待

　この新作発表イベントに、webChronos読者を20名ご招待。新作をいち早くチェックできる上に、ノルケインCEOのベン・カッファーとアンバサダー楢﨑智亜選手とのトークショーも楽しむことができる。参加を希望される場合は、下記のフォームよりご応募を。

開催概要

日時：2023年6月23日 18:30 開場 19:00 開演
会場：BANK 30 @竹芝
住所：東京都港区海岸1-10-45 アトレ竹芝 1F BANK30
URL：https://www.bank30.jp/
最寄り駅：
浜松町駅（JR・モノレール）北口 徒歩約6分
大門駅（地下鉄大江戸線・浅草線）B1出口 徒歩約7分
竹芝駅（ゆりかもめ） 徒歩約3分
応募締め切り：6月16日（金）23:59

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