2011年新作展示会inジュネーブ ランキング / ウォッチメイキングウィークの良作

広田雅将（37歳） 時計ジャーナリスト兼アートソルジャー、Web Chronosモデレーター

「欲しいか否か、で選んだ2011年の新作」
今回は純粋に、欲しいか否かで選んでみた。結果として、現実的な価格（十分高価だが）でありながら、良質かつ、手に入れたいと思わせるようなプロダクトが多く揃ったのは喜ばしい。とりわけ「グランド・レベルソ・ウルトラスリム・トリビュート・トゥ・1931」と「ルミノール 1950 スリーデイズ」は価格と品質のバランスが見事だ

1 ジャガー・ルクルト／グランド・レベルソ・ウルトラスリム・トリビュート・トゥ・1931
2 パネライ／ルミノール 1950 スリーデイズ-47MM
3 カルティエ／ロトンド ドゥ カルティエ アストロレギュレーター
4 ボーム&メルシエ／ケープランド・フライバック・クロノグラフ
5 オーデマ ピゲ／ミレネリー4101
6 IWC／ポルトギーゼ・ハンドワインド
7 ラルフ ローレン／オートモーティブ ウォッチ
8 ヴァン クリーフ&アーペル／ポエティック コンプリケーション 気球に乗って5週間
9 ピエール・ミッシェル・ゴレイ／スプリットセコンド クロノグラフ
10 ロジェ・デュブイ／モネガスク クロノグラフ

山田龍雄（不詳）『WATCH FILE』主筆

「良質のクラシック時計に注目しました」
もちろん新作エキジビションの華として、革新的なコンプリケーションもいいですが、今年はレベルソのトリビュートモデルやロジェ・デュブイのモネガスクなど、クラシックな新作に心が奪われました。クラシック回帰は大きな潮流なのでしょうね。

1 ジャガー・ルクルト／グランド・レベルソ・ウルトラスリム・トリビュート・トゥ・1931
2 タグ・ホイヤー／ホイヤー カレラ マイクログラフ1/100th クロノグラフ
3 カルティエ／ロトンド ドゥ カルティエ アストロレギュレーター
4 パネライ／ルミノール サブマーシブル 1960 スリーデイズ ブロンゾ-47MM
5 ロジェ・デュブイ／モネガスク クロノグラフ
6 ウブロ／MP-1
7 リシャール・ミル／RM038
8 ジラール・ペルゴ／GP1966 スモールセコンド
9 フランク・ミュラー／リピータートゥールビヨン
10 IWC／ポートフィノ・デュアルタイム

From WebChronos （読者選考枠）

「かなり好みが偏ってますが… （という方多数）」
2011年3月14日～20日、本誌webサイト『WebChronos』内コミュニティ、『TOP10 RANKINGS』において、同一テーマでの読者投票を行いました。得票数の多かった順に、10モデルを読者選考枠としてノミネートします。持ち点は「すべて同列、順位無し」扱いとなります（今回は同列8位が多数となりましたので、ノミネートモデルを7本とします）。

・ パネライ／ルミノール 1950 スリーデイズ-47MM
・ パネライ／ラジオミール スリーデイズ-47MM
・ ラルフ ローレン／スティラップ クロノグラフ ラージモデル
・ ジャガー・ルクルト／メモボックス・アラーム・ヨーロッパ 1959
・ ジャガー・ルクルト／グランド・レベルソ・ウルトラスリム・トリビュート・トゥ・1931
・ ラルフ ローレン／オートモーティブ ウォッチ
・ ヘリテイジ・ウォッチ・マニュファクトリー／マグナス・コンテンポラーヌ