選考委員の選定モデル詳細

 

バーゼルワールドの良作は?

菅原 茂(58歳) 時計ジャーナリスト

「ユーザーには朗報」
キーワードは、わかりやすい、使いやすい、手に入れやすい。実用時計としてのGMTモデルやワールドタイムなどその象徴だろう。奇をてらうよりは、センスの良さで勝負という時計づくりも目立った。

1 ロレックス/オイスター パーペチュアル スカイドゥエラー
2 ゼニス/パイロット・ダブルマティック
3 ブライトリング/トランスオーシャン・クロノグラフ・ユニタイム
4 セイコー/セイコー アストロン
5 H.モーザー/メリディアン・デュアルタイム
6 パテック フィリップ/カラトラバ Ref.5123
7 タグ・ホイヤー/カレラ クロノグラフ ジャック・ホイヤー記念モデル
8 ロンジン/コラムホイール シングルプッシュ クロノグラフ
9 クエルボ・イ・ソブリノス/プロミネンテ 130° アニバーサリー
10 ブローバ/ブローバ アキュトロン キャリブレーター


バーゼルワールドの良作は?

鈴木幸也(40歳) 『クロノス日本版』編集部員

「未来を感じる時計に1票」
ブランドの未来への戦略やチャレンジ精神を感じるモデルを中心に選んだ。スカイドゥエラーは早くCal.9000系の「基礎体力」が知りたい。独創性と技術力を併せ持ったX-TREM-1とオーパス12は、「仕掛け」の与える高揚感が突出していた。Ref.5123はシンプルだからこそ、その時計作りの巧さに舌を巻いた。ブレゲのチャレンジ精神は天晴れ!

1 ロレックス/オイスター パーペチュアル スカイドゥエラー
2 パテック フィリップ/カラトラバ Ref.5123
3 ハリー・ウィンストン/オーパス12
4 クリストフ・クラーレ/X-TREM-1
5 ブレゲ/クラシック クロノメトリー 7727
6 オメガ/スピードマスター プロフェッショナル“ファーストオメガ イン スペース”
7 セイコー/セイコー アストロン
8 シャネル/J12 GMT
9 シャウアー/ED12 ハンドワインディング クロノグラフ ジャパン リミテッド
10 ベル&ロス/ヴィンテージ WW2 レギュレーター ヘリテージ


バーゼルワールドの良作は?

名畑政治(52歳) 時計ライター

「懐古主義者には嬉しい状況?」
ヴィンテージ系のレプリカ・モデルやパイロットウォッチ、GMTなど、2011年のトレンドは現在もなお進行中。アンティーク好きとしては嬉しい状況だが、逆に的が絞れないのも問題か? 例によってすべて同列、順位無し。

・ ブライトリング/スーパーオーシャン・ヘリテイジ・クロノグラフ44
・ ロンジン/シングルプッシュ クロノグラフ
・ H.モーザー/モナード・ホワイトタイ
・ ブローバ/ブローバ アキュトロン キャリブレーター
・ ブレゲ/クラシック クロノメトリー 7727
・ セイコー/セイコー アストロン
・ ゼニス/パイロットウォッチ アエロネフ タイプ20
・ ジャケ・ドロー/ザ・エクリプス
・ クロノスイス/カイロス バランス クロノグラフ
・ オメガ/スピードマスター プロフェッショナル“ファーストオメガ イン スペース”