今回のお題は時計にあらず。時計産業に関わるさまざまな職種の人物から、時計の未来を託したいと思えるウォッチパーソン10人をリコメンド。なお、集計ルールを一部変更しました。今回から単独票は無効。票が割れた場合に面白くないからね! さて今回の結果は?
1位 66poin / 6persons マキシミリアン・ブッサー[MB&F 創設者兼CCO]●すでに時計は、機能ではなくてガジェット。ならば存分に遊んでしまおうとの姿勢が楽しい。それでいてしっかりと機械式を進化させている。新しい高級時計の在り方を示してくれる。(高木) |
2位 49poin / 3persons ギィ・セモン[タグ・ホイヤー R&D担当バイスプレジデント]●タグ・ホイヤーの開発者として有名だが、理路整然とした設計思想、科学的観点を採り入れたアプローチなど、“non-nonsense”に徹する姿勢が素晴らしい。(菅原) |
3位 42poin / 3persons ジャン-クロード・ビバー[ウブロ 会長]●ブランパン再興の立役者にして、ウブロをトップブランドへと押し上げた功労者。古典もアバンギャルドも知り尽くした経営者の次なる一手を見てみたい。(高木) |
4位 39poin / 3persons ジャン-マルク・ヴィダレッシュ[アジェノー オーナー兼マスターウォッチメーカー]●以前より注目していた時計師のひとり。バックヤードの存在から表舞台で脚光を浴びるようになった今、時計師としてやりたいことはすべて実現させてほしい。(菅原) |
5位 38poin / 3persons リシャール・ミル[リシャール・ミル 社長兼CEO]●ここ数年の時計界は、この人が提唱したコンセプトに、トレンドが左右されてきたと言っても過言ではないだろう。契約した“ファミリー”が次々に輝かしい業績を挙げるなど、強運にも恵まれ、今後も影響力を与え続けるに違いない。(名畑) |