鈴木幸也(44歳)『クロノス日本版』編集部
「分水嶺は他社に真似できない“価値”を生む力」
今年の新型ムーブメントで印象深いのは、複雑時計の最高峰であるミニッツリピーターに、高度な技術と独自の発想による他社には真似すら不可能な個性を盛り込んだ野心作が際立った点だ。さらに、古典回帰や、その真逆の電気をも採り入れたギミックなど、他社と差別化するために生み出された“新たな価値”を持つものを選んだ。
1 オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク コンセプト スーパーソヌリ
2 ブレゲ/トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087
3 ブルガリ/オクト フィニッシモ ミニッツリピーター
4 クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥー/クロノメーター フェルディナント・ベルトゥー FB1
5 ウルベルク/EMC“タイムハンター”
6 パテック フィリップ/ワールドタイム・クロノグラフ Ref.5930
7 ヴァン クリーフ&アーペル/ミッドナイト ニュイ リュミヌーズ ウォッチ
8 A.ランゲ&ゾーネ/リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド
9 グランドセイコー/9R スプリングドライブ 8DAYS
10 シチズン/エコ・ドライブ ワン