選考委員の選定モデル詳細


菅原 茂(64歳) 時計ジャーナリスト

「次なる段階への過渡期だ」
ブランド全般に感じられるのは、経営陣の世代交代やプロダクトの若返り。今回はそれがとくに顕著なスポーツウォッチに焦点を当てた。

1 パテック フィリップ/アクアノート・クロノグラフ Ref.5968A
2 ロレックス/オイスター パーペチュアル ロレックス ディープシー
3 ブレゲ/マリーン アラーム ミュージカル 5547
4 ベル&ロス/BR V2-94 レーシングバード
5 タグ・ホイヤー/ホイヤー モナコ バンフォード
6 ロレックス/オイスター パーペチュアル GMT マスターⅡ
7  フレデリック・コンスタント/クラシック ハイブリッド マニュファクチュール
8 チュードル/ブラックベイ GMT
9 アルピナ/アルパイナーX
10 L&JR/ステップ1 デイデイト


安藤夏樹(42歳) 編集者

「静かなバーゼルで国産ブランドの本気を感じた」
いつもよりも静かに感じた会場の中にあって、セイコー、シチズン、カシオの国産3社のブースは例年以上の活気を感じた。セイコーはV.F.A.の復活のみならず、クレドールやプロスペックスにも機械式の秀作が勢揃い。シチズンはクォーツの可能性を模索するコンセプトモデルを発表し、カシオは主力のG-SHOCKにフルメタルモデルが登場。

1 タグ・ホイヤー/ホイヤー モナコ バンフォード
2 ブルガリ/オクト フィニッシモ オートマティック サンドブラスト
3 グランドセイコー/キャリバー9S 20周年記念限定モデル SBGH265
4 シチズン/Cal.0100搭載コンセプトモデル
5 G-SHOCK/GMW-B5000
6 オメガ/スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号
7 モリッツ・グロスマン/アトゥム 37
8 チュードル/ブラック ベイ フィフティエイト
9 ウブロ/ビッグ・バン レフェリー 2018 FIFA ワールドカップ ロシア
10 グッチ/G-タイムレス YA1264058


名畑政治(58歳) 時計ライター

「個人的好みとトレンドがシンクロしてきた?」
やはり今年のトレンドも復刻版やGMT、ダイバーズといったところだが、さらにグリーンのダイアルが各社から登場し、静かなブームになりつつある。今回は、そんなトレンドも踏まえた上でのチョイス。例によってすべて同列、順位なし。

・ オメガ/シーマスター 1948 マスター クロノメーター
・ ロンジン/ヘリテージ・ミリタリー
・ セイコー/プロスペックス 1968 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
・ オリス/ダイバーズ 65
・ ロレックス/オイスター パーペチュアル
・ グラスヒュッテ・オリジナル/セネタ・トゥールビヨン アルフレッド・ヘルヴィグ
・ ブランパン/ヴィルレ フライング トゥールビヨン ジャンピングアワー レトログレード ミニッツ
・ H.モーザー/エンデバー・パーペチュアルムーン
・ レゼルボワール/ロングブリッジ ブリティッシュ レーシング RSVo1.LB
・ ブローバ/オーシャノグラファー “デビルダイバー”