ダイバーズウォッチ×スニーカーで夏のニュースタンダード宣言【オールブラックなダイバーズ編】

待ち焦がれた夏が来た！ 燦々と降り注ぐ陽光を浴びて、海やプールで過ごす週末は特に心も体も開放的になる大好きな季節。そんな僕らのサマースタイルには、軽やかなアクティブマインドを喚起するダイバーズウォッチが欠かせない。そこでこの夏、注目のダイバーズウォッチと最旬のスニーカーとの組み合わせを“ニュースタンダード”と宣言し、7つのカテゴリーで提案する。

オールブラックなダイバーズ×オールブラックのスニーカー

　オールブラックのダイバーズに心引かれる理由。男にとってそれは条件反射のようなものだ。オメガの「シーマスター ダイバー300M ブラック ブラック」を眺めていると改めてそう実感できる。オールブラックの外装でマッシブな印象が際立ち、とにかくクールなのだ。ちなみに、こうしたダイバーズは深海の暗闇に着想を得ている。水深1000m前後で太陽光は海面の100兆分の1程度しか届かず、そこは文字通りの漆黒世界なのだ。ここでは、そんな腕時計と組み合わせるオールブラックのスニーカーを選出した。

　まずは1982年にアメリカ・テキサス州で創業したオートリーの「スーパーヴィンテージ」（写真①）。アッパーには牛革を、裏地にはパイル地を採用し、職人の手作業により丁寧にヴィンテージ加工を施した逸品。靴紐のみホワイトとしアクセントを効かせている。

　東京発のフットウェアブランド、ヨークが手掛ける「スタンレー WP」は、削ぎ落とされたミニマルで上質なデザインが印象的（写真②）。アッパーには撥水加工を施したピッグスエードを採用し、水や汚れに強く、美しい風合いや柔らかさが長く保たれる。

　リプロダクション オブ ファウンドからは、コヨーテブーツを独自に解釈して表現した「1833CS」を（写真③）。グリップ力と耐衝撃吸収性能に優れた特殊部隊用のソールや高強度のコーデュラナイロンを使用する。いずれも漆黒の中に豊かな個性を秘める逸品揃いだ。

“オールブラックなダイバーズ”カタログ