水深計を持つ世界初の腕時計としてファーブル・ルーバの「バシィ」は1968年に登場している。その誕生から50周年に当たる今年、同社から発売されたのが「レイダー バシィ 120 メモデプス」だ。同モデルでは120mまでの深さを測れる水深計が搭載されており、潜水中にその深度をブルーのセンター針によって伝えてくれる。この測定メカニズムは前年に発売された「ビバーク 9000」が搭載する高度計に基づいたものだ。具体的にはビバーク同様、ケースに開口部を作り、そこから内部へ水を取り込む。水が入っていった先には自社設計の“膜”があり、その膜を押し出す水圧によって現在の深度を測る、というものだ。
ファーブル・ルーバ「レイダー バシィ 120 メモデプス」。
手巻き(Cal.FL321)。
パワーリザーブ約65時間。
Ti(直径48mm、厚さ19mm)。
200m防水。
手巻き(Cal.FL321)。
パワーリザーブ約65時間。
Ti(直径48mm、厚さ19mm)。
200m防水。