ジャケ・ドローが“史上最高にロック”と称する「ローリング・ストーンズ オートマトン」。世界的なロックバンドであるザ・ローリング・ストーンズの結成60周年に合わせて発表されたユニークピースです。1971年から現在までにリリースされた同グループのアルバムが、23種類のユニークピースで表現されています。今回、その中のひとつ「ローリング・ストーンズ オートマトン ホワイトゴールド スティール・ホイールズ」が日本に上陸! 2月29日限定でジャケ・ドロー ブティック銀座でお披露目されたので、『クロノス日本版』編集部の鶴岡が行ってきました!
ジャケ・ドローが「ローリング・ストーンズ オートマトン」を日本で初お披露目!
ジャケ・ドローの“史上最高にロックなユニークピース”「ローリング・ストーンズ オートマトン」。1962年から活動している世界的なロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの結成60周年の節目に製作された特別なユニークピースです。71年から現在までにリリースされた同グループのアルバムが、23種類のユニークピースによって表現されます。
1989年に発表されたアルバム「スティール・ホイールズ」を再現した1本。自動巻き(Cal.Jaquet Droz 2653 AT2)。56石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約68時間。18KWGケース(直径43mm、厚さ16.96mm)。30m防水。世界限定1本。要価格問い合わせ。
本作の最大の特徴は、オートマタを備えていること。直径43mm、厚さ16.96mmのケース中央にはローリング・ストーンズのステージセットが備わっており、このステージを囲むディスクが、回転する仕様となっています。
回転ディスクには、それぞれのアルバムのジャケットがジャケ・ドローの職人によって手作業で施されています。ディスクの回転は約30秒間続きます。3時位置のリュウズに組み込まれたプッシュボタンを押すことで、最大8回連続で作動させることができます。
なお、8時位置のビニールレコードプレーヤーの連節アームとダイヤモンドレコード針を再現したカムが、パワーリザーブ表示を担っているとのこと。さらに、すぐ下のザ・ローリング・ストーンズのロゴが上下に動き、同時に舌が左右に動くというギミック付きなのも面白いですね!
ステージセットには、ザ・ローリング・ストーンズのメンバー愛用の楽器が並びます。シンバルやギターのピックガード、アンプのツイード仕上げ、スピーカーのトーレックス、そしてドラムセットのタムなどといったディテールが手作業で再現されており、さらにミック・ジャガーのハーモニカまでもが、微細なひとかたまりのゴールドを加工することで、彼のマイクの横に配置されました。
搭載するムーブメントはオートマタ用の自動巻きCal.Jaquet Droz 2653 AT2。シースルーバックからのぞくローターには、コレクターが選んだ23種類のうちのひとつのアルバムの名称とそのリリース年賀日、収録されたスタジオ名が刻まれます。正式に1/1が刻まれた、唯一無二のユニークピースが本作というわけですね。
ボックスも特別仕様! かっこいいです!
ザ・ローリング・ストーンズファンはもちろんのこと、オートマタという複雑精緻な機械式時計の世界観を愛する時計好きにとって、非常に心を動かされる“史上最高にロック”なユニークピースでしょう。
残念ながら今回のお披露目は1日のみ。また、一般ユーザーには公開されなかったとのことですが、いつかまた日本に来てくれることを願います!
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