オーデマ ピゲ「ロイヤル オークオフ ショア」の魅力とは。主なモデル4選

「ロイヤル オーク オフショア」のシリーズ

「ロイヤル オーク オフショア」は、発表当初からクロノグラフ搭載モデルを基本としており、現行コレクションでもこの仕様が継承されている。

原則として100ｍの防水性能を備えた「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」と、防水性能を300ｍに高めた「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」について見ていこう。

クロノグラフ

ベーシックな「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」では、オリジナルモデルの設計を踏襲して、クロノグラフとスモールセコンド、インナーベゼルのタキメーターを搭載する。

クロノグラフ搭載モデルは100ｍの防水性能を持ち、ラバーストラップを組み合わせたスポーティーな設計が基本だ。

ケース径は42mm以上を基準とするが、現行コレクションでは貴石をセッティングした37mmのモデルも豊富である。

ロイヤル オーク オフショア ダイバー

「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」は、クロノグラフを搭載しない、プロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチだ。

防水性能は300ｍを誇り、タキメーターの代わりに回転式インナーベゼルによる潜水時間メーターを搭載。現行コレクションでは、ケース径42mmのモデルを取りそろえている。

インダイアルがないことでクロノグラフ搭載モデルよりすっきりとしたフェイスとなっており、クセの強くない「ロイヤル オーク オフショア」を求める人にフィットするだろう。

主なモデル

「ロイヤル オーク オフショア」のラインナップは、クロノグラフをはじめとしたコンプリケーションが基本だ。

「ロイヤル オーク」とは異なり、ラバーストラップを装備したモデルが多く、よりスポーティーである点も意識しよう。ここでは、「ロイヤル オーク オフショア」の現行主要4モデルを解説する。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」は、「ロイヤル オーク オフショア」のなかで最もバリエーションの多いモデルだ。

ケースはステンレススティールかチタンが基本だが、ピンクゴールドを採用した限定モデルもある。ベゼルやリュウズには耐久性の高いセラミックスを採用しており、カラーバリエーションは豊富だ。

現行コレクションでは、ケース径44mmのマッシブで男らしいモデルが多い。ミリタリーテイストのモデルもあれば、全面ホワイトゴールドにダイヤモンドをセッティングしたラグジュアリーなモデルもある。

ロイヤル オーク オフショア トゥールビヨン クロノグラフ

「ロイヤル オーク オフショア トゥールビヨン クロノグラフ」は、クロノグラフに加えてトゥールビヨンを搭載した限定モデルだ。

「ロイヤル オーク オフショア」の誕生25周年を記念するモデルであり、ステンレススティール製かピンクゴールド製の2種類が選べる。

ダイアルが全面スケルトン仕様となっており、Cal.2947の美しいメカニズムを正面から鑑賞できるモデルだ。パワーリザーブは最大約173時間（約7日と5時間）を誇る。

ロイヤル オーク オフショア グランド コンプリカシオン

現行コレクションの「ロイヤル オーク オフショア グランド コンプリカシオン」は、クロノグラフ、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーという、オーデマ ピゲを象徴する3つの複雑機構を搭載したモデルだ。

サファイアクリスタル製のダイアルには十字方向にインダイアルが配され、648個の部品で構成されるCal.2885が表と裏の両面から鑑賞できる。

審美性にも余念がないラグジュアリーウォッチだが、スポーティーなラバーストラップで装着する点が「ロイヤル オーク オフショア」の個性だ。

ロイヤル オーク オフショア ダイバー

「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」は、300ｍの防水性能と優れた視認性を備えるダイバーズウォッチだ。

幅広のロイヤル オーク針と長いバーインデックスには蓄光塗料を施し、インダイアルを持たないため昼夜を問わず高い視認性を実現する。

シルバーとブルーのツートーンや、シルバー×ブルー×イエローのスリートーンといった爽やかなカラーが選べるので、休日用やリゾート用にチョイスするのもいいだろう。

オフショアで手元を魅せる

「ロイヤル オーク オフショア」は、マッシブなプロポーションとラグジュアリー＆スポーティーな雰囲気を兼ね備えた高級腕時計だ。

ラバーストラップを組み合わせているが、一般的なドレスウォッチ以上の高級感があり、スポーツシーンやリゾートシーンにとどまらない、幅広いシーンで着用できる。

ビーストを乗りこなす感覚が楽しめる、「ロイヤル オーク オフショア」で手元を魅せてみてはいかがだろうか。