おすすめのモデル
オーデマ ピゲは数々の卓越したコンプリケーションを発表しているが、ここでは主にトゥールビヨン搭載モデルの逸品を紹介しよう。
ブラックセラミックスが映える ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン
「ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン(Ref.26522CE.OO.1225CE.01)」は、厚さわずか9mmのボディーにトゥールビヨンを搭載した、ブラックセラミックスが静かに輝くブティック限定モデルである。
ダイアルは通常のタペストリーではなくサンバースト状の「エヴォルティブタペストリー」を採用し、意匠の中核を成すトゥールビヨンが際立つデザインだ。
Ref.26522ST.OO.1220ST.01では気品のあるパープルダイアルで一味違ったエレガンスが楽しめる。2020年代の新作では、18Kホワイトゴールド製の日本限定モデル2種もリリースされた。
魅惑的な機械仕掛けの ロイヤル オーク トゥールビヨン クロノグラフ オープンワーク
「ロイヤル オーク トゥールビヨン クロノグラフ オープンワーク(Ref.26343CE.OO.1247CE.01)」は、大胆かつ精緻なサテン仕上げのオープンワークを施した、メカニカルな魅力に満ちたコンプリケーションだ。
ダイアルと呼べる構造は極限まで削ぎ落とされており、ミニッツサークルはインナーベゼルに配する徹底ぶりである。
ダイアル側にトゥールビヨンと主ゼンマイの連動するさまがあらわになり、トランスパレントバックからはCal.2936のあらゆる構造が一望できる。複雑機構の愛好者ならずとも興奮を禁じ得ないに違いない。
オーデマ ピゲ屈指の傑作 CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ
2019年に誕生した「CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ」コレクションのRef.15210OR.OO.A099CR.01は、新機軸のデザインコードとクラシックなエレガンスを融合させたモデルだ。
8角形のミドルケースをラウンドケースとブリッジ状のラグで挟む独特の立体3層構造で、12時方向から6時方向へ内側に湾曲したサファイアクリスタル風防と相まって、視点によって複雑に変わる表情が楽しめる。
ミニマルな表示要素は現代的な洗練さを感じさせるが、ホワイトラッカーダイアルと18Kピンクゴールド、大きな竹斑入りブラウンアリゲーターストラップの組み合わせは伝統的な高級ドレスウォッチの風格をたたえる。
これをベースとしてフライングトゥールビヨンを搭載したRef.26396BC.OO.D321CR.01は、ブルーのグラン・フー・エナメルダイアルが美しい18Kホワイトゴールド仕様だ。
機構を知って時計の理解を深める
オーデマ ピゲは上品なケースに高度な複雑機構を収めるノウハウが卓越しており、その腕時計は機構の洗練から仕上げまで一切の隙がない。
ロイヤル オークのデザイン性に目が向きがちだが、トゥールビヨンをはじめとする機構を知り、オーデマ ピゲの時計製造技術がいかに優れているかを再考しよう。
Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン TEL: 03-6830-0000
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