CODE 11.59 ムーブメントガイド
Cal.4302
2019年初出。高級機然とした仕上げと実用機並みのハイパフォーマンスを両立させた新基幹ムーブメント。主ゼンマイのトルクが強化されて、非常に大きなテンワの慣性モーメントを実現した。直径32.0mm、厚さ4.80mm。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。
Cal.4401
2019年初出。数千個単位で製造されるマスプロダクト機としては、オーデマ ピゲ初となる一体型クロノグラフ。プル作動のリセットハンマーを備え、インダイレクト式のフライバックを実現。直径32.0mm、厚さ6.80mm。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。
Cal.5134
2015年初出。超薄型自動巻きのCal.2120に永久カレンダーモジュールを載せた古典的な構成。センター針は52週のウィークリーカレンダー。ムーンフェイズの調整は125年と317日に一度。直径29.0mm、厚さ4.31mm。38石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。
Cal.2950
2019年初出。オーデマ ピゲ ル・ロックルで新規開発された、初のセンターローター式フライングトゥールビヨン。CODE 11.59に初搭載され、20年からロイヤル オークにも採用。直径30.9mm、厚さ6.24mm。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約65時間。
Cal.2953
2019年初出。CODE 11.59用にCal.2959(18年)をアレンジしたミニッツリピーター スーパーソヌリ。特許取得は16年で、優れた音響効果と、どんな時計にも搭載可能という利点を持つ。直径30.0mm、厚さ6.00mm。32石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。
Cal.2952
2020年初出。フライングトゥールビヨンとフライバッククロノグラフを組み合わせた超複雑時計。薄型化されたキャリッジ同軸にコラムホイールを置くという、野心的な設計が目を引く。直径32.6mm、厚さ9.13mm。40石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約65時間。
『クロノス日本版』はこんなCODE 11.59が見てみたい!
新たにハブステーションとしての役割を担うCODE 11.59。その論考の締めくくりとして、こんな提案はいかがだろう?
CODE 11.59の本質が、伝統技術やデザインの集積と拡散なのだとしたら、他の現行コレクションから導入される技術があっても良いはずだ。そこで『クロノス日本版』が考えたのが、CODE 11.59のミドルケース側面にだけ、フロステッドゴールド加工を施すというもの。しかも幅が変わるアングラージュのポリッシュを残したまま、サテン部分だけをフロステッドにするのだ。こんなお遊びプランに想像が逞しくなるほど、CODE 11.59は見ていて楽しいプロダクトなのだ。
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https://www.webchronos.net/features/43884/
https://www.webchronos.net/2020-new-watches/47046/
https://www.webchronos.net/features/42058/