デ・ヴィル トレゾア パワーリザーブ
手巻き(Cal.8935)。29石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KYGケース(直径40.0mm、厚さ10.07mm)。30m防水。205万7000円(税込み)。2021年9月発売予定。
「デ・ヴィル トレゾア」にパワーリザーブインジケーターを搭載したモデルが加えられた。パワーリザーブは12時位置のサブダイアルに表示され、それとは対称的に配された6時位置のスモールセコンドやドーム型ダイアルとともにエレガントなデザインとなっている。バリエーションも数多く展開される。
ケース素材はイエローゴールド、セドナゴールドのほか、ステンレススティールが用意され、ステンレススティール製ケースには、ベゼルにダイヤモンドをあしらったモデルもラインナップされる。ダイアルカラーは、シルバー、ブルー、バーガンディ、ブラック、インダイアルを強調したツートーンのシルバーが用意される。METASによるマスター クロノメーター認定を受けた手巻きムーブメントCal.8934(貴金属ケースモデルはCal.8935)は、シースルーバックから鑑賞することができる。
シーマスター アクアテラ
自動巻き(Cal.8800)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。セドナゴールド×SSケース(直径34.0mm、厚さ11.88mm)。150m防水。ブレスレットモデルは168万3000円~242万円(税込み)。ストラップモデルは111万1000円~185万9000円(税込み)。2021年5月発売予定。
きらびやかなベゼルとダイアルが特徴的な「シーマスター アクアテラ」の34mmケースモデル。ダイアルのバリエーションは、ルビーインデックスとダイヤモンドインデックスの2種類が用意され、いずれのインデックスにもマーキスカットが施されている。
ダイアルのパターンはエンボス仕上げによる波模様。セドナゴールド製のベゼルにあしらわれたダイヤモンドと共に、エレガントな印象となっている。セドナゴールドとステンレススティールによるコンビネーションブレスレットのほか、レッドまたはヌードカラーのアリゲーターストラップが用意されている。シースルーバックが採用されており、裏蓋いっぱいに広がるムーブメントを鑑賞することができる。搭載されるCal.8800は、1万5000ガウスの耐磁性に加え、METAS認定のマスター クロノメーターを取得した高精度ムーブメントである。
コンステレーション スモールセコンド
自動巻き(Cal.8803)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。セドナゴールドケース(直径34.0mm、厚さ11.7mm)。50m防水。ブレスレットモデルは421万3000円(税込み)。ストラップモデルは269万5000円(税込み)。2021年7月発売予定。
1952年に発表されたオメガの自動巻きクロノメーター機「コンステレーション」。1982年には「マンハッタン」と呼ばれる、ケース側面に4つの爪をあしらったデザインが登場し、現在に至るまでオメガのアイコンとして親しまれている。
今回発表されたのは、そんな「マンハッタン」の流れを汲む第5世代をベースとしたスモールセコンドモデルだ。シンメトリーなダイアルのインデックスには11個のダイヤモンドがあしらわれ、従来、蓄光塗料のスーパールミノバが塗布されていた時分針は大きくスケルトナイズされ、繊細さが際立つデザインに仕上がっている。ダイアルのカラーはバーガンディ、ライトチェスナット、ピーコックブルーのほか、マザー・オブ・パールダイアル等が取り揃えられる。ベゼルはアワーマーカーに対応したローマ数字が刻まれたもののほか、ダイヤモンドをセットしたバリエーションもある。特徴的なリンクブレスレットに加え、レザーストラップも用意される。ムーブメントはCal.8802(SSケースモデル用)もしくはCal.8803(ゴールドケースモデル用)が搭載される。各ムーブメントはローターの素材が異なるが、基本的なスペックは同じだ。
自動巻き(Cal.8802)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。セドナゴールド×SSケース(直径34.0mm、厚さ11.7mm)。50m防水。101万2000円~194万7000円(税込み)。2021年6月発売予定。
自動巻き(Cal.8802)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径34.0mm、厚さ11.7mm)。50m防水。73万7000円~89万1000円(税込み)。2021年6月発売予定。
スピードマスター ムーンウォッチ べルクロ®ストラップ
1959年に発表されたNASAの記章があしらわれた「スピードマスター ムーンウォッチ べルクロ®ストラップ」にはブラック、ホワイト、シルバーの3色が用意される。各2万3760円(税込み)。
多くの交換ストラップを発売し、付け替える楽しみを提供しているブランドのひとつであるオメガ。
今回は新しく、べルクロ®ストラップを発表した。特筆すべきは、“ミートボール”の愛称で親しまれている1959年に発表されたNASAの記章があしらわれている点だ。カラーリングはブラック、ホワイト、シルバーが用意される。言わずもがな、このストラップは同社と宇宙開拓との歴史を象徴するものである。宇宙飛行士が宇宙服の上から、長いファブリックストラップで「スピードマスター」を着けている写真を見たことがある人も多いのではないだろうか? 軽くて調節が簡単なファブリックストラップは、船外活動や宇宙遊泳に欠かせないものだ。お手持ちの「スピードマスター」に装着し、宇宙開拓に思いを馳せるも良し、その実用性を体感するも良しである。もちろん、個別の確認は必要であるが、ラグ幅20mmの腕時計であれば、「スピードマスター」以外にも装着可能だ。
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