2021年 カシオの新作時計まとめ

オシアナス クラシックライン OCW-T4000

「オシアナス」のクラシックラインに新モデル1型3種が登場する。今作は、スマートフォンリンクによる多機能性とエレガントなデザインが特徴だ。スマートフォン用アプリケーション「OCEANUS Connected」を使用することで、時刻の自動修正、ワールドタイム設定、タイムゾーンやサマータイム情報の自動反映のほか、電池残量の確認や針位置の補正もできる。ケースやブレスレットは軽量なチタン製。チタンカーバイト処理によって表面の硬度を上げている（「OCW-T4000BA」を除く）うえ、ザラツ研磨を用いてシャープに仕上げられている。バリエーションは3種類用意される。ブランドカラーであるブルーをダイアル外周に取り入れた「OCW-T4000」、ベゼルにブラックDLCを施した「OCW-T4000A」、ベゼルとケース、ブレスレットにブラックDLCを施した「OCW-T4000BA」だ。

EDIFICE EQB-1000AT / ECB-10AT 「Scuderia Alpha Tauri」コラボレーションモデル

　カシオの「EDIFICE」より、F1チーム「Scuderia Alpha Tauri（スクーデリア・アルファタウリ）」とのコラボレーションモデル2種が発売された。同社は、2016年より同チーム（当時のチーム名は「Scuderia Toro Rosso」）をサポートしている。今作は、F1マシンのウィングやフロアで実際に使用される、6000本のカーボンファイバーの束を織り込んだ素材である「6Kカーボン」を採用したモデルだ。用意されるのは、ベゼルとダイアル、ストラップの遊環に6Kカーボンを使用した「EQB-1000AT」と、ダイアルとストラップの遊環に6Kカーボンを使用した「ECB-10AT」だ。どちらも専用アプリと連携することで、時刻の自動修正やワールドタイムの設定を行うことができる。

EDIFICE EQW-A2000HR Honda Racing コラボレーションモデル

「EDIFICE」と本田技研工業のモータースポーツ活動「Honda Racing」によるコラボレーションモデル。スタイリッシュなデザインに便利な電波ソーラーを搭載した「EQW-A2000」をベースに、伝説的なレーシングマシンである「RC162」を想起させるデザインを盛り込んでいる。「RC162」は、1961年に開催されたロードレース世界選手権である「第2戦西ドイツGP250cc」で日本人ライダー高橋国光選手が搭乗し、優勝を飾ったマシンである。ベゼルやダイアルには、「RC162」のアルミニウム叩き出しのカウルをイメージした特殊加工が施され、ダイアル上には、燃料タンクやボディーと同じレッドやシルバーが採用されている。4時位置には、ボディー側面のイエローのラインと、その上を飾る当時のロゴも再現されている。レーシングスーツをモチーフにレッドとブラックを用いたレザーストラップのほか、交換用のベルクロタイプのナイロンストラップも付属する。