ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シンの注目モデルを紹介
初期モデルから新作まで、歴代ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シンの代表モデルを紹介する。いずれも高い稀少性やステータス性を備えた雲上時計だ。
2012年発表の初期モデル Ref.15202ST.OO.1240ST.01
自動巻き(Cal.2121)。36石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SS(直径39mm)。5気圧防水。363万円(税込み)。※2021年12月現在入手困難。
Ref.15202ST.OO.1240ST.01は1972年に誕生したロイヤル オークの40周年を記念し、忠実に復刻されたロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シンの初期モデルである。ムーブメントは、名機Cal.2121を搭載している。
ダイアルのカラーも、初代ロイヤル オークと同じブルーを採用している。1972年当時に付けられた愛称「ジャンボ」が、ミドルネームに付けられた。
ケースとブレスレットの素材には、ステンレススティールが使われている。2針と日付のみのシンプルなダイアルも魅力だ。
250本限定チタニウムモデル Ref.15202IP.OO.1240IP.01
自動巻き(Cal.2121)。36石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。Ti(直径39mm)。5気圧防水。生産終了。
2018年にブティック限定として250本のみ販売されたのがRef.15202IP.OO.1240IP.01だ。ケースとブレスレットには軽量かつ堅牢なチタン素材を、ブレスレットのリンク部分とベゼルにはプラチナが採用されている。
自動巻きムーブメントCal.2121を搭載し、トランスパレントバックからはその動作美を堪能できるのも特徴だ。
ダイアルにはプチタペストリー模様が施され、やや深みのあるスモークブルーに仕上げられている。稀少性はもちろん、優れた装着感やステータス性でも所有欲を満たせる1本といえよう。
2021年新作プラチナモデル Ref.15202PT.OO.1240PT.01
自動巻き(Cal.2121)。36石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。プラチナ950(直径39mm)。5気圧防水。1243万円(税込み)。※2021年12月現在入手困難。
Ref.15202PT.OO.1240PT.01はケースとブレスレットにプラチナ950が採用され、スモークグリーンのサンバースト模様を施したタペストリーダイアルが組み合わせられている。
ホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤル オーク針には蓄光処理が施されており、視認性も良好だ。ムーブメントはこのモデルもCal.2121を搭載している。
ジャンボの特徴を引き継ぐ形で、ブランドのシグネチャーロゴが12時位置に、APのイニシャルが6時位置に配されている。APハウス限定販売の2021年新作モデルである。
ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シンのステータス性は極めて高い
ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シンは、1972年当時のロイヤル オークを復刻させたモデルである。現在では多くのモデルが入手困難となり、稀少性が極めて高いプレミアモデルとなっている。
入手困難な状況が続いているが、手にする機会があれば、日本人に合うケースサイズに加え、時計史に残る高級機Cal.2121の搭載といった数々の魅力を感じ取ってほしい。
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