パテック フィリップ Twenty~4の代表的なモデル
続いてTwenty~4の代表的なシリーズを2種類紹介する。クォーツ式と自動巻きの2つのモデルそれぞれの特徴について見ていこう。
パテック フィリップ「Twenty~4」7300シリーズ
自動巻き(Cal.324 S C)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。18KRGケース(直径36mm、厚さ10.05mm)。3気圧防水。810万円(税込み)。
「Twenty~4 オートマチック」は、2018年に登場した自動巻きのモデルだ。Twenty~4で初めてラウンド型のケースを採用したシリーズで、ダイアルにはアラビア数字のインデックスをセットして視認性を高めるのみならず、日付表示窓も搭載されているため実用性にも優れる。
コレクションの中でも特にカラーバリエーションが豊富で、さまざまな服装にフィットさせやすいため、女性からの厚い支持を得ているシリーズだ。
なかでも、ローズゴールドのケースにブラウン・ソレイユの文字盤をあしらった7300/1200R-001は、7300シリーズならではの実用性に加え、愛らしさとエレガントな雰囲気を備えており、非常に扱いやすいモデルだ。
ベゼルにはダイヤモンドがセットされており、ひと目で他を圧倒するほどの高級感を併せ持つ。
自動巻き(Cal.324 S)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。18KRGケース(直径36mm、厚さ10.05mm)。3気圧防水。6865万円(税込み)。
なお、Twenty~4にはダイアル、ベゼル、ブレスレットにふんだんにダイヤモンドをセッティングしたモデルも存在する。使用されているダイヤモンドは3238個で、約17.21カラットにも及ぶ。
定価は6865万円と、気軽に手にできる腕時計ではないものの、パテック フィリップの卓越した審美性や、ジェムセッティング技術が伝わってくる逸品だ。
パテック フィリップ「Twenty~4」4910シリーズ
クォーツ(Cal.E15)。SSケース(縦30×横25.1mm、厚さ6.8mm)。3気圧防水。254万円(税込み)。
Twenty~4の4910シリーズは、クォーツ式のステンレススティールモデル。レクタンギュラー型のケースが特徴的な、ミディアムサイズのモデルだ。
12時と6時のインデックスは、従来モデルはローマ数字だったが、最新モデルではアラビア数字に変更されている。
リュウズは、パテック フィリップのエンブレムである、カラトラバ十字で飾られており、気品の高さを演出している。
1999年の誕生時は文字盤カラーがタイムレス・ホワイト、エターナル・グレー、フォーエバー・ブラックの3色だったが、2010年にはパーフェクトブルーが加わり、全4色に。その後2020年以降の現行コレクションは、ブルー・ソレイユ、グレー・ソレイユ、オリーブグリーン・ソレイユ、チョコレートブラウン・ソレイユ、そして2024年に追加されたラック・パープルのダイアルカラーで展開されている。
クォーツ(Cal.E 15)。18KRGケース(縦30×横25.1mm、厚さ6.8mm)。3気圧防水。754万円(税込み)。
Twenty~4は女性にずっと寄り添う腕時計
1999年に登場してから20年以上経った今もなお、人気が衰えることのない魅力的なTwenty~4。忙しくアクティブな現代女性に寄り添いつつ、華やかな彩りを演出できる唯一無二のアイテムだ。
多くの女性の憧れの的である世界最高峰ブランドの人気シリーズを手にすることで、生活に豊かさを与えてくれるだろう。
ビジネスシーンやカジュアルシーンからパーティーまで、場所を選ばず着用できるので、アクティブな現代女性の味方になってくれるだろう。
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