オメガ×スウォッチ「ムーンスウォッチ」全11種
ここからは、ムーンスウォッチ全11種をみていこう。
Mission to the Sun(太陽へのミッション)
ムーンスウォッチ全11種の中でも、一際輝くモデル「Mission to the Sun」。サンレイ仕上げを施したまばゆいイエローのダイアルには、ホワイトのサブダイアルとインデックスが組み合わされる。
そして、各サブダイアルの針と秒針、タキメーターの目盛りに使われているオレンジが、全体をパワフルでフレッシュな印象にしてくれている。
Mission to Mercury(水星へのミッション)
ムーンスウォッチ全11種のなかでもトップを争う人気モデルが「Mission to Mercury」。ディープグレーのケースとメタリックグレーのストラップがスタイリッシュなカラーリングだ。
サブダイアルとベゼルはブラック、各目盛りやインデックス、針はホワイトで統一されている。文字盤にグレーとブラックを使用することで、より立体感も楽しめる。
Mission to Venus(金星へのミッション)
パステルピンクが目を引く「Mission to Venus」は、女性からの人気を集めている。ケースと各針にはパステルピンク、ダイアルにはアイボリーを使い、可憐な印象に仕上がっている。
本モデルの最大の特徴は、各サブダイアルのエッジに施された模様だろう。サブダイアルを囲むように、ダイヤモンドのようなディテールが楕円形に描かれている。
Mission on Earth(地球へのミッション)
くすみ感のあるネイビーブルーをベースに、淡いアースグリーンのケースを組み合わせた「Mission on Earth」。文字盤のインデックスまわりやサブダイアル、時針・分針はホワイトでまとめられ、秒針とサブダイアルの針にはブラウンを採用しアクセントの役割も果たしている。
ケースバックには、宇宙から見た地球のデザインがあしらわれ、その下にはモデル名の「MISSION ON EARTH」の文字が並んでいる。
Mission to the Moon(月へのミッション)
圧倒的人気を誇る「Mission to Moon」は、コラボウォッチのベースとなったスピードマスターに限りなく近いカラーリングが施されている。
クールなスチールグレーカラーのケースに、ダイアルまわりはブラックで統一。各インデックスや針、ロゴなどはホワイトでまとめられ全体的にシンプルで使いやすい色味だ。スピードマスターに近いことから、付属のVELCRO©ストラップからレザーベルトやNATOベルトへの付け替えて楽しむ者も少なくない。
Mission to Mars(火星へのミッション)
「Mission to Mars」は、火星らしい燃えるような赤にホワイトを組み合わせたメリハリのあるカラーリングだ。スポーティーでレーシーな雰囲気を楽しめる。
ケースまわりは赤、ダイアルとベゼル、ストラップはホワイトでまとめられている。サブダイアルの特徴的な針は、宇宙船を模したもので他モデルにはない唯一のポイントだ。
Mission to Jupiter(木星へのミッション)
ケースからベゼル、ダイアルまでをベージュトーンで統一したエレガントなカラーリングが魅力の「Mission to Jupiter」。アクセントとなるのは、秒針とふたつのサブダイアルの針、そしてベゼルの“タキメーター”に用いられているオレンジ色だ。
インデックスはホワイトだが、そのほかの目盛りやサブダイアルには黒をあしらい、視認性もストラップとの相性も抜群である。
Mission to Saturn(土星へのミッション)
サンドベージュとブラウンのコンビネーションが美しい「Mission to Saturn」。ベゼルとサブダイアルにはブラウンが使われ、秒針とクロノグラフ針はカーキ感の強いブラウンが使われている。
このモデルは特に、6時位置のサブダイアルが特徴だ。モデル名の通り、土星が描かれ、しっかりと土星の輪も再現されている。上品さの中にミリタリー感も楽しめるモデルだ。
Mission to Uranus(天王星へのミッション)
「Mission to Uranus」は、女性からの人気が高いモデルだ。その理由は、ペールブルーとホワイトのコンビネーションにある。天王星はその青色から、ギリシア神話の天空神である「ウラヌス」と名付けられているが、まさにそのイメージにふさわしい仕上がりだ。
ストラップやベゼル、インデックスや針などにはホワイトを使用し、全体的に爽やかで清潔感のあるカラーリングが特徴的だ。
Mission to Neptune(海王星へのミッション)
「Mission to Neptune」は、ブルーのケースに深いネイビーブルーのダイアルがグラデーションとなったカラーリングが印象的だ。インデックスや各針はホワイトでまとめられ、爽やかさも感じられる。
とはいえ、ブラックのストラップが全体をシャープにまとめ、絶妙なクールさが魅力的なモデルである。
Mission to Pluto(冥王星へのミッション)
アイボリーのダイアルとインダイアル・ベゼルのバーガンディーの組み合わせが際立つ「Mission to Pluto」。各サブダイアルはバーガンディとピンクのグラデーションカラーにされている。
ホワイトとブラックでカラーリングされた時分針も特徴的なポイントだ。また、ストラップは艶感のある深いグレーでケースとのコントラストを楽しめる。
惑星を落とし込んだ伝説と遊び心の共演
全11種のモデルは、すべて同じスピードマスターをベースにしつつも惑星ごとの雰囲気をユニークに落とし込んでいる。
これほどまでの完成度の高さながら、3万円台で購入できることを考えると現在までの人気の高さにも納得だ。
今回のコラボウォッチを機に、本家スピードマスターをはじめとした機械式時計に興味を持つ若者が増えるとさらに時計業界も賑わうだろう。
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