2023年 G-SHOCKの新作時計まとめ

2023.04.05




G-SHOCK MRG-BF1000R

 G-SHOCKの最上位シリーズ「MR-G」に追加された、200m防水の本格的なダイバーズウォッチ。「FROGMAN(フロッグマン)」の左右非対称なデザインをそのままに、ケース素材に軽量かつ耐食性に優れるチタンを採用している。

MRG-BF1000R

G-SHOCK「MRG-BF1000R」
タフソーラー。Ti(直径49.7mm、厚さ18.6mm)。200m防水。59万4000円(税込み)。

 その複雑なケース形状に細部まで研磨を施すため、Oリングなどの細かいパーツまで含め、外装部品の総数は70以上に分割されている。

 スクリューバック仕様の裏蓋中央に配されたサファイアクリスタルには、FROGMANを象徴するカエルがあしらわれている。このサファイアクリスタルは、時刻補正時の電波受信感度を向上させることにも寄与している。

 ハイテクなダイバーズウォッチらしく、ダイブモードに切り替えると、時分針が重なり、経過時間を読み取りやすくなる。スマートフォンと連携するためのモバイルリンク機能も搭載されており、専用アプリの「CASIO WATCHES」によって、時刻補正やワールドタイム設定の他、潜水時間や場所などの活動内容の確認や、世界約3300カ所の潮汐データを簡単に設定することができる。




G-SHOCK RECRYSTALLIZED SERIES(リクリスタライズド シリーズ)GMW-B5000PS/GMW-B5000PG

 G-SHOCKの誕生40周年を記念した新作。その初号機である「DW-5000C」のデザインを踏襲しつつ、ベゼルやブレスレットに高硬度のステンレススティールを採用している。

リクリスタライズド シリーズ

G-SHOCK「GMW-B5000PS」
タフソーラー。SS(直径43.2mm、厚さ13mm)。20気圧防水。12万1000円(税込み)。
G-SHOCK「GMW-B5000PG」
タフソーラー。SS+ゴールドIP(直径43.2mm、厚さ13mm)。20気圧防水。12万1000円(税込み)。

 本作に採用されたステンレススティールの硬度は、一般的なものに比べて約3倍にまで高められている。これは、深層硬化処理と呼ばれる、表面層にガスを浸透させて硬質層を生成し、素材自体を固くする技術によるものである。その表面には、熱処理を加え再結晶化させることで、細かな結晶模様を浮かび上がらせている。

G-SHOCK持ち前のタフな印象を強調するとともに、1本1本に異なる模様が、それぞれの個体に唯一無二の個性を与えている。

リクリスタライズド シリーズ

G-SHOCK「DW-5040PG」
クォーツ。バイオマスプラスティック(直径42.8mm、厚さ13.8mm)。20気圧防水。3万8500円(税込み)。

 バリエーションは、シルバーとゴールドカラーの2種類。誕生40周年記念モデルらしく、ダイアルには「SINCE 1983」の文字や、ケースバックには40周年のロゴがあしらわれている。樹脂製のベゼルを採用しつつ、スクリューバックの裏蓋や尾錠、遊環に再結晶化と深層硬化処理を施した「DW-5040PG」も発売される。



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