モーリス・ラクロアより、「アイコン スケルトン アーバン トライブ」が発表された。本作は、外装全体に施した都市をモチーフとしたエングレービングと、オープンワークのダイアルを特徴とするモデルである。数量限定500本が販売される。
コンパクトなサイズとオープンワークダイアルで復活した話題作
2016年に発表され、瞬く間にブランドを代表するコレクションへと成長した、モーリス・ラクロアの「アイコン」。以降、クロノグラフやGMTを搭載したモデルや、海洋プラスチックを再利用した外装を持つモデルなどの様々なバリエーションを展開した。21年には、レーザーエングレービングを外装全体に施した「アイコン アーバン トライブ」が登場し、注目を集めたことは記憶に新しい。
今回、同社はアイコン アーバン トライブの特徴的なエングレービングを踏襲しつつ、39mm径のコンパクトなサイズとオープンワークダイアル、スケルトンムーブメントを与えた「アイコン スケルトン アーバン トライブ」を発表した。
ベゼルからミドルケース、ブレスレットに至るまで全体に施されたレーザーエングレービングは、都会を彩る要素である高層ビルなどのコンクリート、ガラス、ステンレススティール製の構造物にインスピレーションを受けたモチーフを表している。2021年のアイコン アーバン トライブが42mm径ケースであったことに対し、本作では39mm径ケースを採用しており、多様なサイズの手首にフィットしやすくなっている。
スケルトンダイアルは、ミニッツマーカーやインデックスを通常モデル同様に配することで視認性を確保しつつ、内部に収められたスケルトンムーブメントを露わにしている。このムーブメントは、セリタ社との共同開発によるものであり、多くのブランドが採用し信頼性も高いCal.SW200をベースとしている。ペルラージュ仕上げやスパイラル状のコリマソン装飾は、見る者の目を喜ばせることだろう。
本作のステンレススティール製ブレスレットには、簡単にケースから脱着できるイージーチェンジャブルシステムが採用されている。着用シーンや気分に合わせて、ワンタッチで別売りのストラップへの付け替えが楽しめるのは大きなメリットだ。
本作は2023年8月より販売を開始しており、世界限定500本のみが用意されている。
Contact info: モーリス・ラクロア(DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン) cg.csc1@dksh.com
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