チューダーは、2023年9月8日から10月28日までフランスで開催される、ラグビーワールドカップ2023のオフィシャルタイムキーパーへの就任を発表した。
同ブランドは、2017年よりワールドラグビーとパートナーシップを締結しており、去年もラグビーワールドカップ・セブンズ2022ケープタウン大会をサポートしている。
伝統を重んじ、新たなる限界に挑む両者
30名のプレイヤーたちそれぞれに、スピード、パワー、大胆さ、そして団結の精神が求められるラグビーは、究極のチームスポーツだ。各プレイヤーたちは、ピッチの内外問わず、常に対戦相手やレフェリーに敬意を払うことで、ラグビーの伝統を守り続けてきた。
チューダーは、この気高く屈強な精神が、自社が創立以来持ち続けている時計製造の哲学に通ずると考え、2017年にワールドラグビーとパートナーシップを締結。男女両方のラグビーワールドカップ、ワールドカップセブンスに加え、U20ワールドカップなどに対してもサポートを行っている。
このサポートの根底にあるのは、チューダーのブランドコンセプトである#Born To Dare(挑戦者の精神)だ。過酷な条件の中、己の能力のすべてが試されるラグビーワールドカップは、過去と現代の大胆な融合を果たし、ただ目標に突き進むチューダーのウォッチメイキングに通ずるものを感じられる。
英国ラグビー校の生徒ウィリアム・ウェブ・エリスが、ルールを無視してフットボールを抱えて走り出したことから生まれたとされるラグビー。今回チューダーがタイムキーパーを務めるワールドカップ2023は、その200周年を祝う記念すべき年に開催される。
パリにある象徴的なスタジアム「スタッド・ド・フランス」は、開幕戦や決勝戦といった最高峰イベントの舞台となる。51日後の決勝戦、そこに並ぶのは一体どの2チームなのか、待ちきれない時間が続きそうだ。
挑戦者に送るチューダーのプロフェッショナルモデル
チューダーはブラックベイコレクションを中心に、挑戦者に向けたコレクションを数多く展開している。特に、ラグビープレイヤーのように不屈の精神で過酷な環境に立ち向かう人々には、プロフェッショナルモデルこそがふさわしいと言えるだろう。
自動巻き(Cal.MT5813)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41mm)。200m防水。72万500円(税込み)。
「ブラックベイ クロノ」は、受け継がれてきたダイバーズスタイルにクロノグラフ機能を搭載し、水陸両方で活躍する機能性を備えたコレクションだ。スノーフレーク針をはじめ、200m防水といったブラックベイ”らしさ”を残しつつも、2つの積算計やタキメーターを備えることでスポーティな印象が強調されている。
自動巻き(Cal.MT5652)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径39mm)。200m防水。54万7800円(税込み)。
また、2022年に登場したGMT機能を備える「ブラックベイ プロ」も、チューダーのプロフェッショナルモデルの代表格と言える。
24時間表示ベゼルは固定式で、比較的コンパクトな39mm径ながら精悍な印象が強調された一本だ。ブラックベイのエレメントを多く残しつつも、夜光が施されたアワーマーカーや刷新されたリュウズなど、「プロ」の名にふさわしい仕様を備えたモデルとなっている。
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