オーデマ ピゲからイエローゴールドの新しい「ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク」が登場

2023.09.19

オーデマ ピゲは、18K イエローゴールドの新作を発表し、「ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク」(ref.16204)のコレクション を充実させた。鮮やかなケースは、その中で時を刻む最新ムーブメント、キャリバー 7124 を優雅に縁取る。イエローゴールドのトーンがケースやブレスレットの色と調和した、繊細なオープンワークの構造は、時計の両側で中心的な役割を果たしている。イエローゴールドの繊細なタッチが際立つ、この象徴的な 39mm のタイムピースは、同社が時計界のトレンドセッターであることを証明するものだ。

ロイヤル オーク


ロイヤル オーク“ジャンボ”エクストラ シン オープン ワーク

ロイヤル オーク

ロイヤル オーク“ジャンボ”エクストラ シン オープンワーク
自動巻き(Cal.7124)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約57時間。18KYG(直径39mm、厚さ8.1mm)。50m防水。価格は要問合せ。※ロイヤル オークは、引き続き入手困難な状況が続いている。

 2022 年、ロイヤル オーク誕生 50 周年を記念して発表された「ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープン ワーク」は、今年、18K イエローゴールドのエレガントなボディを纏い、装いを新たにした。伝統に忠実に、厚さ 8.1mm のこのタイムピースは、1972 年に発表されたオリジナル モデルの美しいデザインコードを受け継いでいる。ゴールドのテーパーブレスレットと 39mm のケースは、マニュファクチュールならではの優美なサテン仕上げとポ リッシュ仕上げの面取りが交互に施され、無限の光の戯れを生み出す。
 
 インナーベゼルとムーブメントのオープンワークブリッジは、ケースやブレスレットと同じイエローゴールドの色調で統一されている。ダイヤルには落ち着いた風合いのポリッシュ仕上げのホワイトゴールド製アワーマーカーと針が配され、ベゼルをケースに固定するホワイトゴールド製の六角形のビスや、ムーブメントのオープンワークブリッジから見える歯車の輪列を想起させる。また、ダイヤル側から鑑賞できるムーブメントのサファイアが彩りを添えている。 さらに、サファイアクリスタルには、オーデマ ピゲのフルレター シグネチャーがブラックカラーで装飾されている。

最先端のオープンワーク ムーブメント「Cal.7124」

ロイヤル オーク

 超薄型自動巻きキャリバー 7124 は、精度、性能、そして古くから継承されてきたオープンワークの技術を結集 している。この、厚さわずか 2.7mm の透かし彫り時分表示ムーブメントは、キャリバー 7121 と同時に、オーデマ ピゲのエンジニアと時計職人によって特別に考案され、その美しい外観と厚さを変えることなく極薄の 8.1mm の"ジャンボ"ケースに収まるように製造された。このムーブメントの周波数は 4Hz、装着していない状態での駆動時間は約 57 時間である。また大きな香箱による強いトルクが、長期間にわたり精度を保証する。さらに、イエローゴールドカラーの 22K ピンクゴールド製のスリムな透かし彫りローターを備え、このボールベアリングに取り付けられたローターは、自社開発の 2 つのリバーサーによって両方向に巻上げられる。 不要な摩擦を避け、性能を向上させるために、バランスホイール内に慣性ブロックが挿入されている。

 キャリバー 7124 の透かし彫りの構造がダイヤルとケースバックの側面で際立っている。その精巧なデザインは、職 人による巧みな手作業と細部へのこだわり、そして高度な技術により実現されたものだ。各パーツの位置と形状は、調和のとれたバランスの良いオープンワークの美しさを実現するために、当初から細心の注意を払って考案された。まずメインプレートとブリッジの予備段階の形状をコンピューター数値制御マシーン (CNC)でカットした後、最終的な形状を出す。その後、さまざまな部品にヘアライン仕上げ、スネーリング、ポリッシュ仕上げの面取りといった、高級時計製造の仕上げが施される。ポリッシュ仕上げが施された 247 の V 字アングルを有する ムーブメントには、マニュファクチュールの職人たちの高度なノウハウが反映されている。

"ジャンボ"とオープンワークの技術

キャリバー 7124

 ロイヤル オーク コレクションは、これまでに 50 以上のオープンワークモデルを発表してきた。さまざまなムーブメント、サイズ、素材、そしてスタイルに展開され、数十年にわたる情熱と熟練が世代を超えて引き継がれている。
 
 1981 年にペンダントバージョン(モデル 5710BA)でロイヤル オーク コレクションに登場したオープンワークが、実際にコレクションの一部となったのは 1990 年代のことだ。その後10 年間でロイヤル オーク オープンワークモデルは幅広いラインナップが提案されていく。
 
 最初のオープンワーク"ジャンボ"は 1992 年に発表された。この希少なモデル(14811)はオークの木のモチー フが彫られたもので、オーデマ ピゲ財団の発足を記念しオークションで落札された。その後 2000 年まで、エクストラ シンキャリバー 2120 を搭載したいくつかのオープンワーク "ジャンボ" モデルが少数シリーズで製造された。ジェムセッティングが施された針が特徴のモデルや(例えば 14789、14793、14814 など)、モデル 14884 と 12518(唯一の 125 周年記念モデル)のようなモデルもあり、このモデルは高波を背景にした船の錨を描き、ロープで囲んだモチーフを特徴としていた。

 オープンワークは 2010 年に"ジャンボ" コレクションのステンレススティールモデル(15305)としてカムバックした。 このモデルには、厚さ 4.31 mm の自動巻きキャリバー 3129 が搭載された。その 2 年後、マニュファクチュールはロイヤル オーク 40 周年を記念し、新しいスレートグレーのオープンワーク "ジャンボ" 限定モデルを発売。このモデルはエレガントなプラチナ 950 ケースにキャリバー 5122 が搭載された。2014 年には、18K ピンクゴールドバージョンが発売された。

 そして、2022 年のロイヤル オーク 50 周年アニバーサリーには、「ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープ ンワーク」 (ref. 16204)がカムバックした。この機会に、マニュファクチュールはステンレススティールと 18K ピンク ゴールドの 2 モデルを発表。どちらにも、マニュファクチュールの新しい自動巻きオープンワークムーブメント、 キャリバー 7124 が搭載された。今年発表されたイエローゴールドバージョンは、受け継がれてきたノウハウと最先端の技術を融合させた、洗練されたゴールドの美しさで、これまでのモデルの軌跡を辿っている。


Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


オーデマ ピゲ、星空を思わせるダイアルが魅力の「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン」を披露


https://www.webchronos.net/news/91148/
ホワイトゴールド × ブラックセラミック、「ロイヤル オーク オフショア ダイバー 限定モデル」

https://www.webchronos.net/news/69701/
2022年 オーデマ ピゲの新作まとめ

https://www.webchronos.net/features/78101/