オメガはセーリングチームの「エミレーツ・チーム・ニュージーランド(ETNZ)」に敬意を表し、チームロゴからインスピレーションを得た新作「シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック ETNZ エディション」を発表した。
自動巻き(cal.9900)。54石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。ブラックセラミックケース(直径44.5mm、厚さ19mm)。600m防水。206万7000円(税込み)。
シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック ETNZ エディション
2024年にバルセロナで開催される国際ヨットレース「アメリカズカップ」。オメガは、前回のチャンピオンである「エミレーツ・チーム・ニュージーランド(ETNZ)」に敬意を表し、彼らのチームロゴからインスピレーションを得た新作モデルを発表した。この「シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック ETNZ エディション」は、その高い性能と同様にルックスも素晴らしく、才能あるクルーと彼らが代表する国へのトリビュートとしてふさわしいものである。
随所に用いられたターコイズブルー
直径45.5mmのシーマスター プラネットオーシャン ディープブラック ETNZ エディションは、深みのあるブラックとETNZのロゴのターコイズブルーが調和したタイムピースだ。サテン仕上げのブラックセラミックス製逆回転防止ベゼルが、ブラックセラミックスのケースを引き立てる。
ベゼルにはホワイトエナメルのダイビングスケールと、12時位置のドットが三角形のフレームにあしらわれ、このドットには暗闇でグリーンに光るホワイト スーパールミノバが塗布されている。マットなセラミックダイアルの3時位置には、レースのスタートを計測するためのカウントダウン表示を配置し、レース前の緊張感に対応する。
カウントダウン表示の針とサブダイアルのリングは、ETNZのロゴと同じターコイズブルーで仕上げられた。またミニッツトラック、「12」のインデックス、アメリカズカップトロフィーのカウンターウェイトを備えたクロノグラフ秒針も、すべてターコイズブルーで彩られている。
さらにサテン仕上げのブラックセラミックス製プッシャーのリング、ヘリウムエスケープバルブの「He」の文字、そしてリュウズのオメガのロゴも、すべてターコイズブルーに統一された。ナイアードロックシステムを採用したケースバックには、ニュージーランドのクルーに敬意を表して、シダの葉をモチーフにしたETNZのロゴとホワイトの文字がデザインされた。
2本のラバーストラップと2本のNATOストラップが付属
この時計には、ターコイズのステッチが施されたラバーストラップが装備されている。また付け替え用のラバーストラップと2本のNATOストラップも付属しているので、さらに3通りのスタイルを楽しむことができる。
時計を陸上で安全かつドライに保管するため、ETNZのロゴにインスパイアされた特別仕様のボックスに収められている。オメガはトリビュートウォッチを製作することで、1995年以来ETNZをサポートしてきたが、同社の役割はそれだけではない。世界的に有名なレガッタの第37回大会で、オフィシャルタイムキーパーをつとめる。2000年、2003年、2021年に続き、オメガがアメリカズカップの計時を行うのは4回目となり、大海原を舞台に栄光を競い合う世界最高のセーラーたちに貢献しているのだ。
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