コルムは、2匹のコウモリを文字盤に配したハロウィンウォッチ「バブル 47 オートマティック」を10月1日に発売する。
「バブル」コレクションについて
コルムの「バブル」は、コルムの技術と革新性を象徴するコレクションだ。深海潜水実験用時計にインスパイアされ、コルムのオーナーを務めていたサヴァリン・ワンダーマンの発案で誕生した。サファイアクリスタルを泡のように膨らんだドーム形状に削り出し、8mmの厚さに加工する作業は熟練の技術を要求される。
2000年のバーゼル・フェアで初めて発表され、その独創的なデザインによって瞬く間にカルト的な人気を博し、現在に至っている。
バブル 47 オートマティック
自動巻き(cal.CO 082)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径47mm、厚さ18.5mm)。100m防水。101万2000円(税込み)。
10月1日に発売されるコルムの「バブル 47 オートマティック」は、ハロウィンをテーマとしたモデルだ。
12時位置の白い光、下部に向かって暗くなっていくグラデーションブルーの文字盤、ブラックPVDを施したステンレススティール製のケース、ブラックのラバーストラップが、ハロウィンの月夜を表現している。
ハロウィンのシンボルであるコウモリをモチーフとする、立体的なプレートを文字盤にセット。月夜に羽ばたく2匹のコウモリが、まるでこちらに向かって飛んでくるかのような、躍動感のあるデザインだ。先端が赤く尖った斬新な秒針は、コウモリの牙をイメージしている。
高度な技術で、厚さ8mmのサファイアクリスタルを滑らかなドーム型に成型。見る角度によって文字盤が歪み、目に錯覚を生じさせる。どこか奇怪なフォントで描かれた、12・3・6・9時位置の巨大なインデックスが、幻想的な印象を高めている。
コルムとは
コルムは、ルネ・バンヴァルトが1955年にスイスのラ・ショー=ド=フォンに設立した時計ブランドである。ブランド名は「議決に必要な絶対多数」という意味のラテン語「quorum」に由来し、世の中に支持されるブランドになりたいという強い思いが込められている。
カラフルな航海用フラッグをインデックスに採用した「アドミラル」、独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼの提案によって生まれたムーブメントがデザインの主役となる「ゴールデンブリッジ」、希少価値の高い本物のコインを文字盤やケースに採用した「コインウォッチ」、ドーム型サファイアクリスタルを風防に使用した「バブル」など、デザインと技術の両面にこだわったアバンギャルドなタイムピースを作り続けている。
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