レイモンド・ウェイルは「フリーランサー」の新作として、「フリーランサー 2790」を発表した。ダイアルバリエーションはブルーとグリーンの2種で、いずれもクッション型ケースと6時位置のオープンワークを特徴としている。2023年11月1日から販売されており、各色にブレスレットタイプとレザーストラップタイプが用意される。
フラグシップコレクションにクッション型ケースモデルが追加
フリーランサーは、型にはまらない自由な発想を体現する、レイモンド・ウェイルのフラッグシップコレクションだ。そのラインナップは現代的かつ都会的な仕上がりを備えており、名前の通りクリエイティブな人間に向けたタイムピースが揃う。
今回その新作として、クラシカルな要素を添えるクッション型ケースを採用した「フリーランサー 2790」が発表された。
自動巻き(Cal.RW1212)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(縦40mm×横40mm、厚さ10.6mm)。100m防水。ブレスレットモデル:44万円(税込み)。レザーブレスレットモデル:42万3500円(税込み)。
新たに採用されたクッション型ケースは、シリーズでも珍しい存在だ。四辺を滑らかな曲線状にしたシェイプは柔らかな印象を備えており、個性的ながらユニーク過ぎない仕上がりを見せている。また、その表面仕上げでは細長い筋目が伸びるヘアラインと鏡面が使い分けられており、こちらでも目立ち過ぎないような工夫が垣間見える。
自動巻き(Cal.RW1212)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(縦40mm×横40mm、厚さ10.6mm)。100m防水。ブレスレットモデル:44万円(税込み)。レザーブレスレットモデル:42万3500円(税込み)。
一方、ダイアルに関しては彩度を落としたブルーとグリーンの2色が展開され、クッション型ケースにモダンな個性を添えるものとなっている。
いずれのカラーリングもダイアルが3層に分割されており、それぞれで仕上げと色味を変更。これによりメリハリの効いたグラデーションカラーが表現されており、落ち着いた色彩ながら、モダンかつ個性的な演出に成功している。
また、本作のダイアルでは6時位置にオープンワークが施されており、通常と逆位置に配置されたバランスホイールが豊かな個性を主張している。
心臓部にはキャリバーRW1212を搭載する。セリタ社協力の元、2017年に完成したこの自社製ムーブメントは、その鼓動や仕上げをトランスパレント仕様のケースバックから眺めることができる。なお、「1212」 は、レイモンド・ウェイルの本社が位置するジュネーブ州グラン・ランシーの郵便番号に由来している。
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