カール F.ブヘラが現代を生きる人々にに向けて、ビジネスやフォーマル、カジュアルなどといったさまざまなシーンにマッチするクロノグラフモデル「マネロ セントラルカウンター」を発表した。センターにクロノグラフ秒針と分積算計を備えつつ、ストイックなツールウォッチと異なるエレガンスを兼ね備えたモデルに仕上がっている。
カール F.ブヘラの贈るエレガントなクロノグラフが登場
今般発表された「マネロ セントラルカウンター」は、センターにクロノグラフ秒針と分積算計を備えるクロノグラフである。そのコンセプトは、現代のハイペースで多面的な日々に合わせた、ビジネスからフォーマルシーン、アクティブなアクティビティーやカジュアルにも映えるモデルである。
搭載するCal.CFB 1967は、センターにクロノグラフ秒針と分積算計を備え、3時位置にスモールセコンド、9時位置に24時間計を備える。これを収める直径42.5mmのケースに、タキメーターを配したカーボンコーティングのベゼルが組み合わされ、一見してスポーティーさを感じさせるデザインだ。
自動巻き(Cal.CFB 1967)。47石。パワーリザーブ約44時間。SSケース(直径42.5mm、厚さ14.43mm)。30m防水。135万3000円(税込み)。
ストイックなツールウォッチと異なるカール F.ブヘラらしいデザインアプローチ
本作が一般的なツールウォッチと異なる点は、機能に注目してデザインを構築するだけではなく、ドレスウォッチやインフォーマルウォッチのアプローチでもデザインされていることだ。用意されるダイアルカラーは、ブルー、サーモン、ブラウン、グリーンの4色で、いずれも彩度を抑えたシックなものだ。また、ダイアルはサンレイ仕上げが施され、光の反射による表情が与えられている。組み合わされるドーフィン型の時分針とバーインデックスは立体的で、現代的なインフォーマルウォッチの趣きのあるものだ。クロノグラフでの秒計測に用いられる秒スケールはダイアルリングに印字され、控えめながら機能的に仕上げられている。
ケースは柔らかな曲線で構成され、部分的にポリッシュを施すことでストイックなツールウォッチのテイストを和らげている。ラバーストラップには「ブラッシュ」仕上げが施され、表情に変化が加えられている。これらのデザインバランスは、クラシカルでドレッシーなモデルを多く提供してきたカール F.ブヘラの知見が取り入れられたモデルであると言えるだろう。
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