「ミシュランガイド東京 2024」のセレクションが発表。ブランパンが贈るメンター シェフ アワードは、天ぷら近藤の近藤文夫氏が獲得。

日本ミシュランタイヤ株式会社より、「ミシュランガイド東京 2024」のセレクションが発表された。今回は過去最多となる504軒が掲載されている。ブランパンが贈るメンター シェフ アワードを獲得したのは、「天ぷら近藤／Tempura Kondo（天ぷら）」の近藤文夫氏であった。

ブランパンがサポートする、「ミシュランガイド東京 2024」のセレクションが発表

　去る2023年12月5日、日本ミシュランタイヤ株式会社より、「ミシュランガイド東京 2024」のセレクションが発表された。17回目となる今回では、掲載数が過去最多の504軒に上り、気分やシーンに合わせた幅広い選択肢から、より最適なレストランを見つけることができるようになった。

　内訳は、“そのために旅行する価値ある卓越した料理”である三つ星が12軒、“遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理”の二つ星が33軒、“近くに訪れたら行く価値のある優れた料理”の一つ星が138軒、そして、ビブグルマン127軒、セレクテッドレストラン194軒。持続可能なガストロノミーに対し、積極的に活動しているレストランに光を当てるミシュラングリーンスターは、504軒のうち世界で最も多い11軒であった。訪れる人を心地よくすることができる、優れたスタッフに授与されるサービスアワードは、「ポンドール・イノ／Pont d'Or Inno」（フランス料理）の尾﨑徹氏に授与された。

　ミシュランガイド東京は、著名な企業やブランドのグローバルパートナー、オフィシャルパートナーによってサポートされている。1735年創業の老舗高級時計ブランド、ブランパンもグローバルパートナーのひとつだ。同社はその活動の一環として、自身の仕事やキャリアが手本となるようなシェフに対し、メンター シェフ アワードを贈っている。

　今年のメンター シェフ アワードを獲得したのは、「天ぷら近藤／Tempura Kondo（天ぷら）」の近藤文夫氏だ。91年に天ぷら近藤を開業した同氏は、既成概念にとらわれないチャレンジ精神を持ったシェフであり、魚介中心であった江戸前天ぷらに季節野菜を取り入れたり、厚い衣が主流であった当時に衣を薄くしてみたりと、現代の天ぷらの基礎を築くことに多大な貢献を果たした。加えて後進の育成にも注力しており、レシピを公開するなど、自身のノウハウを積極的に業界に還元する姿勢が、今回の受賞に至った。

　ミシュランガイド東京 2024の書籍版は、全国主要書店にて発売済み。スマートフォンアプリにも掲載済みだ。今後のレストラン選びに役立ててみてはいかがだろうか。